2025年F1第3戦日本GP2025年F1第3戦日本GP マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 4月4〜6日に三重県の鈴鹿サーキットで開催された2025年F1第3戦日本GPの観客動員数が発表され、3日間で26万6000人が来場したことが明らかになった。これは2009年のF1開催再開以降の最多来場者数となる。
以前は秋の開催でお馴染みだったF1日本GP。2024年より桜の花びらも咲く春の開催へと変わっており、2025年は春開催2度目のグランプリとなった。
唯一の日本人ドライバー、角田裕毅が強豪オラクル・レッドブル・レーシングに移籍した初戦となる日本GP。さらには平川亮(アルピーヌ・リザーブドライバー)がフリー走行1回目に出走したこともあり、4日(金)に始まったレースウイークは、初日から前年比20パーセント上回る6万人が来場した。
土曜日の予選は前年から1万4000人増え、9万1000人に。そして決勝レースが行われた日曜日は午前中に雨が降り、午後から曇り空という天候となったが11万5000人が来場したことが明らかになった。
これにより、3日間合計で26万6000人が鈴鹿サーキットを訪れたことになる。この数値は2024年の22万9000人を大きく上回るものだ。なお、鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPの3日間の最多来場者数(バブル期を除く)は、2006年の36万1000人となる。
2007年から2008年にかけて鈴鹿サーキットは大規模リニューアル工事を実施し、2009年の日本GP再開催からは多くの座席が指定席化された。
そのため、2006年までと2009年以降では最大収容人数に違いがあるため、単純な比較はできないものの、3日間合計で26万6000人は、2009年以降の最多来場者数記録だった2024年の22万9000人を大幅に更新する結果となった。
■2025年3日間合計:26万6000人(春開催)
・金曜日:6万人
・土曜日:9万1000人
・日曜日:11万5000人
■2024年3日間合計:22万9000人(春開催)
・金曜日:5万人
・土曜日:7万7000人
・日曜日:10万2000人
■2023年3日間合計:22万2000人(秋開催)
・金曜日:4万2000人
・土曜日:7万9000人
・日曜日:10万1000人
■2022年3日間合計:20万人(秋開催)
・金曜日:3万8000人
・土曜日:6万8000人
・日曜日:9万4000人
■鈴鹿サーキットにおけるF1日本GPの来場者数:参考数値
・3日間最多来場者数(バブル期を除く):36万1000人/2006年
・3日間最多来場者数(2009年〜2024年):22万9000人/2024年
・決勝日最多来場者数:16万1000人/2006年
[オートスポーツweb 2025年04月06日]