
キャリコネニュースが過去10年に配信してきた2万7000本の記事の中から印象的なものをピックアップ。今回は、面接で開始早々に全否定された女性のエピソードを紹介する。「紹介会社使って、1年で辞めて会社がどれだけ損してるか分かってる?」というくだりは人事採用担当者なら思うところがあるかもしれないが、大抵の人にとっては「そんなこと言われても……」案件だろう。(2022年4月30日に配信した記事の再配信です)
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中途採用の面接では、履歴書に記載されている「過去の職歴」を重要視する会社も少なくないだろう。ところが、愛知県の30代女性は
「志望動機やらなんやらの前に履歴書の全否定」
を受けてしまったと語る。(文:草茅葉菜)
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※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
面接官 「1年で辞めて会社がどれだけ損してるか分かってる?」
女性は紹介会社を通して面接に赴いたが、履歴書を渡して職歴を一通り聞かれた後
「会社の上の人達は、履歴書でしか判断出来ないの。こんな履歴書見せても……」
と侮辱され、高圧的な態度を取られてしまったという。さらに「今までも紹介会社を使った所はあるか?」という質問に、「ある」と答えると、怒り気味に
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「貴方ね紹介会社使って、1年で辞めて会社がどれだけ損してるか分かってる?」
と責められた。転職紹介会社の報酬は年収の30〜35%が相場で、例えば年収400万円の人を雇って数ヶ月で辞められた場合、会社は130万円程度損をすることになってしまう。恐らく面接官はそのことを指摘しているのだろう。
「志望動機やらなんやらの前に履歴書の全否定」されてしまったという女性は、最終的に「こんな汚れた履歴書」と履歴書を突き返された。
面接官が感情的になってしまう理由も分かるが、人にはそれぞれ事情がある。面接に呼んだ以上、まずは落ち着いて話を進めるべきではないだろうか。
※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ
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