
上空に寒気を伴った低気圧「寒冷渦」の影響を受けている九州ではあちらこちらで雷雨に。大気の状態が非常に不安定で、ひょうの報告が相次ぐ。今夜遅くにかけて急な激しい雨や落雷、ひょう、突風に警戒が必要。
九州地方で大気が非常に不安定
上空に寒気を伴った低気圧「寒冷渦」の影響で九州では朝からあちらこちらに雷雲がかかっています。雷を観測したり、ひょうが降ったとの報告が相次いでいます。午後3時までに発表された「竜巻注意情報」の件数は、36件と九州では今年最多となっています。この大気の非常に不安定な状態はあす15日明け方にかけて続くとみられます。急な激しい雨や落雷、雹、突風に警戒が必要です。
ひょうの被害を防ぐには
ひょうが降ると、大きな被害をもたらします。被害を防ぐには、次のような対策が必要です。
外にいる時は、頑丈な屋根のある建物へ避難しましょう。ひょうが当たると、ケガをする恐れがあります。
家の中にいる時は、雨戸やシャッター、カーテンを閉めましょう。雨戸やシャッターは、ひょうから窓ガラスを守ってくれます。雨戸やシャッターがなくても、カーテンを閉めれば、万が一、窓ガラスが割れた場合、ガラスが飛び散るのを防ぐことができます。
農作物は、事前に網で覆いましょう。網目が細かい「防ひょうネット」を使うのが効果的です。
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