


私の望みとしては3つ。「不倫をやめてもらう」「離婚はしない」「トシにはバレないように動きたい」
トシに不倫を問い詰めるより、不倫相手と直談判したほうが良さそうだと私は判断しました。

大丈夫。向こうも既婚者ということは、トシに本気ではないはずだし、自分の旦那に不倫のことは知られたくないはず。私はトシの会社に電話して、不倫相手本人と接触を試みました。そしてさっそく、2人で会うことになりました。



私はトシの不倫相手に、こちらの3つの要望を伝えました。「この要望をきいてくれたら示談金は20万でいいです。いままで夫があなたに使ったお金はこのくらいでしょうから」
向こうも家族に不倫がバレるのは避けたい気持ちが強かったのでしょう。とはいえ、不倫相手が、ここまで素直にすぐ理解し、行動にうつしたことは想定外でした。
不倫相手に突然別れを告げられたトシはしょんぼりしています。「大丈夫? 久しぶりにマッサージしてあげる」


トシの不倫をやめさせることに成功しました。何も知らないトシは、私のことを優しい妻だと信じ切っているでしょう。
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トシが今回の不倫を墓場までもっていくように、私もこのことを墓場までもっていくと思います。それで、トシにとって家庭がリラックスできるものになれば、私がしたことはお互いにWIN-WINだったのではないでしょうか。
原案・ママスタ 脚本・物江窓香 作画・んぎまむ 編集・石井弥沙