今年の皐月賞出走ボーダーは近年まれな金額 日本ダービー並みの高いハードルに

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2025年04月15日 18:00  netkeiba

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皐月賞に出走するジーティーアダマン(c)netkeiba
 今週末はクラシック三冠の幕開け飾る皐月賞(3歳牡牝・GI・芝2000m)。無敗の2歳王者クロワデュノールをはじめ、弥生賞ディープインパクト記念を制したファウストラーゼン、スプリングS覇者ピコチャンブラックなどが顔を揃える同レースで「出走ボーダーライン」に注目してみると、近年まれに見る“ハイレベルな戦い”になっていた。

 今年はフルゲート18頭に対して21頭が登録。当初は収得賞金1600万円のジュタ、ジーティーアダマンで1/2抽選とされていた。その後、若葉S2着で優先出走権を持っていたローランドバローズの回避報道があり、先の2頭は抽選なしで出走可能に。それでも、昨年のボーダーが1200万円、23年が1000万円、22年が400万円、21年が全頭出走可能、20年が400万円だったことを考えれば、今回がいかに高いボーダーだったかがわかる。

 ちなみに、1600万円は日本ダービーの出走ボーダーラインに匹敵する。参考までに同レースは24年、23年が1600万円、22年が2000万円、21年が1650万円、20年が1750万円だった。

 そんな厳しい出走権争いを乗り越え集う優駿18頭。戦前はクロワデュノール“1強”の雰囲気だが、待ったをかける馬は現れるだろうか。レースもハイレベルな争いになってくれることを期待しよう。

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