「ひどい一日だった」レッドブル代表がピットストップ時のトラブルを説明。角田裕毅については「良い走りをした」

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2025年04月16日 17:30  AUTOSPORT web

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2025年F1第4戦バーレーンGP 角田裕毅(レッドブル)
 レッドブルのクリスチャン・ホーナーは、F1バーレーンGPで起きたピットストップ時のトラブルについて説明、自分は経験したことがないものだったと述べた。ピットストップ時の遅れは、マックス・フェルスタッペンと角田裕毅のレースに大きく影響した。

 ホーナー代表は、ピットでドライバーに発進のタイミングを指示するライトが故障したが、最初は故障だと思わなかったと語った。

「最初のピットストップはマックスだった。その時、ライトは何も反応しなかった。非常にシンプルなシステムなので、我々は、技術者がボタンを十分に強く押さなかったと考えた。その1分以内に、次のピットストップ(角田)を行った。その時も同じことが起こった。そこでシステムを手動に切り替え、チーフメカニックがマシンをリリースするようにした」

「調査する必要があると思う。ガントリーに何らかの配線または電気系統の問題があったと聞いた。今まで見たことがない問題だ」

「ドライバーたちは信号機に従って行動している。ピットストップ作業自体は非常にうまくいった。2秒のストップだったが、ドライバーたちがライトが変わるのを待つことになった。ライトが消えなかったのだ。このことについてはこれから調査する」

 フェルスタッペンは2回目のピットストップでは、右フロントタイヤの交換に時間がかかったため、再び時間をロスすることになった。

 レッドブルは、マシンバランスやブレーキの問題、タイヤのデグラデーションにも苦しみ、フェルスタッペンは6位、角田は9位という結果だった。

「今週末はふたつの問題に悩まされた。ひとつはブレーキの問題、もうひとつは単純にバランスの悪さだ」とホーナーは言う。

「マシンバランスが悪いうえに、タイヤのデグラデーションがひどいと、すべてがより悪化するようになる。それに加えて、おそらくピットガントリーの配線に問題があり、信号に問題が発生するという、ひどい一日だった」

「ただ、こうした困難に直面したにもかかわらず、6位を獲得し、ランド(・ノリス/マクラーレン)との差を8ポイントに抑えることができた」

 一方ホーナーは、レッドブルでの2戦目を過ごした角田について、ポジティブな感想を述べている。角田は予選でQ3に進出し10番手、決勝では9位でレッドブル移籍後初ポイントを獲得した。

「裕毅は非常に堅実な週末を過ごしたと思う。予選ではトップ10に入り、今日はポイント圏内でフィニッシュし、かなりいい走りを見せた」とホーナー。

「彼はチームメイトからわずか12秒か14秒遅れだった。今日の裕毅のレースはまずまずだったと思う」

[オートスポーツweb 2025年04月16日]

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