
電車での寝過ごしが起こるのは、飲み会の後だけではないようだ。栃木県に住む40代の女性は、ライブ帰りに電車で寝過ごしたと投稿。
楽しかったイベントの後、心地よい疲労感と共に帰路についたものの、その疲れが原因で思わぬ失敗を招いたようだ。
「今から12〜13年程前の事です。私は友人と一緒に(中略)某アイドルグループのライブに参戦しました」
東京ドームや横浜アリーナまで駆けつけていたという。(文:天音琴葉)
友人を責めたくなるも「居眠りしていたのは私ですし……」
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当時人気のあったアイドルグループのライブ。ファンクラブの名義を駆使してチケットを手に入れ、遠征するほどの熱意だったようだ。楽しい時間を過ごした後、事件は帰りの電車で起きた。
「それは、ライブ終了後の帰りの電車で起きました。上野駅から石橋駅まで乗って行くはずが、私はライブの疲れからか爆睡してしまい、ふと気付くと『あっ……!!』友人は石橋駅のホーム。私は電車内」
上野駅から栃木県の石橋駅まで、JR宇都宮線では1時間30分ほどだ。ライブの興奮と疲労からか、女性は電車内で熟睡してしまったようだ。目的地の石橋駅ではっと目を覚したものの、無情にも扉は閉まり、電車は走り出したのだろう。
「もちろん『なんで起こしてくれなかったの!?』となりましたが、怒っていても仕方ないし、友人はすぐさま電話をかけてきてくれたので、友人に対しては怒るのをやめました。…居眠りしていたのは私ですし」
確かに、友人はなぜ女性を起こさなかったのだろうか……。一瞬、友人を責めたい気持ちになったものの、すぐに冷静さを取り戻した女性。しかし、問題はここからだ。
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「ただ、困ったことに石橋駅までは友人の車で来ていたので、一旦『次の雀宮駅で下車するとして、家までどうやって帰ろう?』となりました」
友人の車で駅まで来ていたため、自力で帰宅する手段がない。途方に暮れかけたが、頼りになる存在がいた。
「が、自宅に電話すると『なら、迎えに行くよ!』と母が言ってくれたので、無事に帰ることができました」
母親の助けにより、無事に帰宅することができた。これ以降、ライブ参戦の機会はなくなったそうだが、教訓はしっかりと生かされているようだ。
「東京方面に出掛ける時は行きも帰りも、居眠りをしないように気を付けています」
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楽しかったライブが、ほろ苦い思い出になってしまった。その後も友情は続いているだろうか。
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