
4月11日(金)の放送では、「Uターン移住」に関する相談が紹介されました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
まもなく育休を終え、フルタイムで職場復帰します。そんななか、みなさんにお聞きしたいのは、家族でUターン移住されたご経験についてです。
現在は東京在住で、同い年の夫、2歳の双子、0歳の赤ちゃんと暮らす3児の母です。将来必要となるお金のことを考えると、このまま東京に住み続けるのが本当に正解なのか疑問に思うようになりました。いずれは私か夫、どちらかの故郷へ移住することを検討しています。
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(東京都 30代後半 女性)
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物価高や住宅ローンの問題などから、最近はUターン移住を検討する家庭が増えているのではないかと、パーソナリティの住吉は話します。また、移住先によって事情やプランも異なる点にも触れ、「(リスナーのなかには)失敗を経験して元の場所に戻った方もいるかもしれません。相談者の方だけでなく、Uターン移住を考えたことのある方も巻き込んで、みんなで議論できそうですね」とコメントし、その他のリスナーに呼びかけました。

パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆国の制度やキャンペーンを活用しよう
10年ほど前、夫の転勤で青森県に約4年間Iターン移住しました。最初は知り合いが1人もおらず、パート勤務の毎日。正直、刺激の少ない生活でした。そこで、思いきって「行きつけのお店を作ろう」と考え、通い始めたお店のマスターと親しくなったことで、友人が一気に30人ほど増えました。都市でも地方でも、子どもがいてもいなくても、人とのつながりは本当に大切だと実感しました。
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最近では、地方移住を支援するコーディネーター制度に国が予算をつけるというニュースもありました。そうした制度やキャンペーンをうまく活用しながら、移住を検討してみてはいかがでしょうか。(東京都 30代後半 女性 自営業)
◆“先人たち”の活動を参考に
5年前に東京から島根へUターンしました。移住して感じたのは、地域に素敵なロールモデルがたくさんいることです。
特に私の住む地域では、農業や飲食店、占い、ホースセラピー(馬とのふれあいや乗馬を通じたリハビリ)など、自分の好きなことを本業や副業として実現している女性が多く、40代以降の方も多数活躍されています。「自分もこんなふうに生きていきたい」と思える人生の先輩がいるのはとても心強いです。
また、行政の支援制度もあり、「なければ自分でやる」という前向きな人が多い印象です。私自身も、Uターン後に私設図書館を立ち上げ、地域の方々に本を楽しんでもらえるように取り組んでいます。
地方は受け身でいると「何もない場所」に感じてしまうかもしれませんが、「何でもできる場所」と考えれば、とても豊かな環境になると思います。(島根県 40代前半 女性 会社員)
◆暮らして初めて気づくギャップも
私も以前、横浜から岩手にUターンした経験があります。しかし、仕事が見つからず、物価の違いに戸惑い、結果的に1年で横浜へ戻ってきました。
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4月11日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年4月19日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜〜金曜9:00〜11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/bo/
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