川栄李奈、休みの日は「絶対に休む!」 仕事モード避け“台本を開かない”【オリコン ライターズ】

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2025年04月20日 18:00  ORICON NEWS

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20日放送の『ライターズ!』(日本テレビ系)に出演する川栄李奈
 顔出しNGの敏腕ライターたちが、注目のタレントの素顔に迫る『ライターズ!』(日本テレビ系)。20日の放送(日曜 深1:55)では、同局の新ドラマ『ダメマネ! −ダメなタレント、マネジメントします−』(毎週日曜 後10:30)で主演を務める川栄李奈が登場する。

【写真】眼鏡似合いすぎ!前髪ぱっつんで笑顔をみせる川栄李奈

■子役の「切り替えの速さ」イメージ

 日々、タレントたちを支える芸能マネージャー。しかし、映画やドラマのクレジットにその名前が記されることもなければ、その苦労が語られることもあまりない。

 そんな芸能界の黒子ともいえるマネージャーの仕事の魅力、さらに「人生のどん底」にいてもなお夢を諦めない人々の姿が、この新ドラマ『ダメマネ!』でコミカルに描かれる。

 川栄は、ワケアリ&クセツヨ芸能人たちのマネジメントに奮闘する「神田川美和」役。ジャケットに眼鏡という「神田川美和」の出で立ちで『ライターズ!』の収録現場に登場した。

 「神田川美和は、幼い頃に天才子役と言われていて、とある不祥事がきっかけで芸能界を引退。その後、とある事情で過去を隠しながらTOYOプロダクション芸能4部のマネージャーとして働くことになるんです」

 台本を読んだ第一印象も語った。

 「すごく面白いなと思いました! 第1話を見てくださった方はわかると思うんですけど、美和は裏表が激しかったり、毒舌だったりと、今まで自分がやってこなかったような役柄。なのでそれを演じるのが楽しみでした」

 美和が担当する「芸能4部」については「キャラクターがとても濃いので、皆さんがどう演じられるのか、その中に入るのもすごく楽しみでした」と共演者への期待も明かした。

 ワケアリ&クセツヨ芸能人の巣窟の芸能4部。安田顕演じる美和の上司、犀川(さいがわ)は彼らを「不良債権」と冷徹に切り捨てる一方、新人の美和にとってはそう簡単に割り切ることはできない。美和はなんとか落ちぶれてしまった芸能人たちを再生しようと、子役時代に培った芝居の技術や人心掌握術を武器に奮闘する。

 そんな「元天才子役のマネージャー」という一筋縄ではいかない役を演じるにあたって、川栄はこんなことを心がけたという。

 「役作りをするにあたっては、“子役”をイメージしていました。子役の子って、お芝居で急に泣けるじゃないですか。でもカットがかかったらさっと笑顔になって『ありがとうございました〜!』って感じで戻ってくる(笑)。でもこれが大人の俳優さんだと、かなり前から感情移入をしていたり、カットがかかってもしばらく引きずったりすることがあると思うんですよね。なので美和を演じるにあたっては、『子役ならではの切り替えの速さ』をイメージしていますね」

 ちなみに川栄自身も「私はどちらかというと子役に近いタイプかな。切り替えは早いほうです」と明かした。

■ "縁の下の力持ち"マネージャーの苦労を実感

 2010年にデビューし、現在30歳の川栄。人生の約半分を芸能界で過ごしてきた川栄にとって「マネージャー」とは一体、どんな存在なのか。

 「マネージャーさんの仕事って大変ですよね。私たちタレントよりも早く起きて迎えに来てくださって、私たちが自宅に帰るまで、長い時間、寄り添ってくれる。さらに担当のタレントが映画やドラマの作品を掛け持ちするとなったら、スケジュールを綿密に調整しなきゃいけないし…。私たちからは見えていない苦労もたくさんあると思います」

 ドラマでは、美和がタレントたちを再生しようとするあまり、ときに厳しい言葉をぶつける場面もある。しかし、川栄自身は「これまで私の担当をしてくださったマネージャーさんは皆さん、優しく寄り添ってくれるマネージャーさんが多かったですね」と振り返る。

 そこで「もし自分がマネージャーになったら」と聞いた。

 「芸人さんのマネージャーをやってみたいです!芸人さんってめちゃくちゃ忙しくて、営業やライブなどいろんな場所に行ったりして大変だと思うんですけど、いざステージに立つと大勢のお客さんを笑顔にさせる。そんな彼らをマネジメントするって、ものすごく達成感があるお仕事だと思うんです」

 「ダメマネ!」は、たとえどん底にいても夢を諦めない者たちの“人生リベンジコメディ”。川栄自身の”リベンジ”について聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

 「私、すごく負けず嫌いなんです。役者という仕事を始めてから、オーディションを受けて落ちたこともたくさんあります。でも落ち込むことはないんですよね。『私を落とした人たちをいつか後悔させてやるぞ〜!』と『いつかリベンジしてやる!見とけよっ!』という強い気持ちで常に生きています(笑)」

 前向きな悔しさをバネにする活躍ぶりは、すでにご存知の通り。川栄の“リベンジ”はすでに果たされているはずだ。

■半身浴で台本覚え「紙の台本をそのまま」

 多忙な撮影の合間のリフレッシュ法を尋ねると「休みの日があったら、お風呂に長く入ります。撮影期間中は夜10時過ぎに帰って、次の日6時には起きなきゃいけない時でも最低1時間は入るし、休みの日はもっと長く入りますね」とのこと。

 さらに川栄は「半身浴で台本を覚えています」と明かし、「紙の台本をそのまま持ち込んでいます。お風呂の湿気で台本がヘロヘロにならないか心配されるけど、意外と大丈夫なんですよ」と笑う。

 「休みの日に台本を開きたくないんです。どうしても仕事モードになっちゃうので、休みの日は『絶対に休む!』と決めています。なので、夜にお風呂に入りながら台本を覚えるようにしているんです」

 限られた時間だからこそ集中力が発揮されるのだろうか。バスタイムを効率よく使う最強の時間術、ぜひ参考にしたい。

 最後に、『ダメマネ!』で共演する俳優陣についても聞いた。まずは、千葉雄大について。川栄は「千葉さんは本当に面白くて、お芝居が素晴らしすぎる!」と絶賛。「今回はすごく頼りない先輩の役なんですけど、私がガツガツ系の役なので、タメ口を聞いたり、パンチしたりとか、体でもぶつかるようなコンビを組ませてもらっています。役では頼りないですけど(笑)、オフの時はすごく頼りにしています」と信頼感をのぞかせた。

 安田顕については「初共演だったんですが、この役にとてもぴったりだと思いました!」とコメント。「芸能4部のクセツヨ芸能人の方々は、常に楽しくふざけている感じなのですが、安田さんは真面目な顔をしてふざけてくるんです。そのギャップが本当に面白いですよね。共演する前は『少しお堅い方なのかな』と思ってましたが、実際のヤスケンさんには“無邪気さ”すら感じています」と意外な一面を明かした。

 TOYOプロダクションの芸能1部と2部を統括する“シゴデキ部長”を演じる吉瀬美智子については、「まだ共演シーンはそんなに多くないのですが、安田さんと”バチバチ”しているところがすごくかっこいい!」とコメント。「吉瀬さん演じる川島玲子はなにかと“圧強め”のキャラ。けれど実際の吉瀬さんは現場でとても優しくて、なんといってもお綺麗で!『どうしたらあんな綺麗なお顔になれるんだろう……』と共演者とひそひそ話しています」とひそかな憧れを語った。

 改めて『ダメマネ!』の見どころを聞くと、川栄は「毒舌&キャラの強さです」と即答。「美和は口は悪いのですが、前向きにさせてくれるような毒舌なんです。さらに芸能4部の皆さん、そしてマネージャーの皆さんのキャラの強さが、回を追うごとにどんどん出てくるので、そこも注目してもらいたいです」と熱く語った。

 美和たちの奮闘ぶりは、きっと誰かの明日への活力につながるはずだ。インタビューの様子は20日深夜1時55分放送の『ライターズ!』でも見ることができる。

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  • 確か川栄は、台本の覚えが良いって聞いた。
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