『JO1DER SHOW 2025 ‘WHEREVER WE ARE’ IN TOKYO DOME』より(C)LAPONE ENTERTAINMENT 11人組グローバルボーイズグループ・JO1(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)が20日、21日の2日間にわたって、東京ドームで『JO1DER SHOW 2025 WHEREVER WE ARE IN TOKYO DOME』を開催。初の単独ドーム公演となり、2日間2公演で計10万人を動員した。ここでは、21日公演の模様をレポートする。
同公演は、昨年11月から12月にかけて開催した全国4都市計14公演のライブツアー『JO1DER SHOW 2024 WHEREVER WE ARE』の追加公演となり、サプライズで発表した際には念願の東京ドーム公演に涙するメンバーやJAM(ファンネーム)の姿もあった。全国ツアーは、2025年2月から3月にかけて、全6都市8公演のワールドツアーとしてスケールアップ。東京ドーム公演でついにファイナルを迎え、ワールドツアー含む11会場全24公演で約25万人を動員した。
ドームは、With Usシート(体感席)まで埋まる超満員。VCRや火花による豪華なオープニング演出の後、トップバッターで登場した豆原が「JO1,We go to the TOP!」と叫ぶと、大歓声が上がった。メンバーは、ステージ各所からポップアップで登場。勢いそのままに『第75回NHK紅白歌合戦』でも披露し、『第66回 輝く!日本レコード大賞』優秀作品賞を受賞した「Love seeker」で幕を開けた。
「HAPPY UNBIRTHDAY」、JO1が誕生したサバイバルオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』時の楽曲「GrandMaster(JO1)」、「WHERE DO WE GO」、「ICY」など名曲を畳みかけると、最初のMCへ。河野は「東京ドームでけぇな〜!」としみじみ。金城は「やっとの東京ドーム公演ということで、みんな拍手!おめでとう!」とJAMと喜びを分かち合った。
同公演では、2日にリリースされたベストアルバム『BE CLASSIC』からの初披露曲も多数パフォーマンス。「EZPZ」(川尻、佐藤、豆原)、「Be There For You」(大平、河野、白岩、鶴房、與那城)、「Hottie with the Hot Tea」(川西、木全、金城)では、それぞれユニットごとに全く異なるコンセプトを完璧に消化するスキルの高さを提示。5年前のデビュー曲をロックアレンジした「無限大(INFINITY)2025」では、歌唱力、パフォーマンス力、カメラアピールなどすべてが進化を遂げたJO1の“現在地”を示した。
アンコールは今回の公演のビジュアルにもあり、日本全国・世界を駆け巡ったJO1が「WHEREVER WE ARE」と表すような車のデザインのフロートに乗って再登場。楽曲を披露した後、一人ひとりが思いを伝えた。
公演は、一部ユニット曲を除き、生バンド編成で大迫力のライブに。リミックスやメドレー、ダブルアンコールを含む全35曲を披露し、公演時間は約3時間半を超える大ボリュームのステージとなった。メンバー降壇後には、JO1ドキュメンタリー映画第2弾となる「JO1 THE MOVIE『未完成』Bon Voyage」が、7月4日に公開されることがサプライズで発表された。