CLアーセナル戦前に痛恨の黒星を喫したPSG [写真]=Anadolu via Getty Images リーグ・アン第31節が25日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とニースが対戦した。
すでに4年連続13回目のリーグ優勝を決めているPSGは、リーグ・アン史上初となる無敗優勝がかかる残りシーズンに。チャンピオンズリーグ(CL)でも準決勝まで勝ち進み、タイトなスケジュールが続くなか、ルイス・エンリケ監督はウスマン・デンベレやフヴィチャ・クヴァラツヘリアら主力をピッチに送り出した。
PSGは34分にニースの先制を許す。中央を崩されると、センターバックがボールホルダーに食いついた背後のスペースを突かれて、抜け出したモルガン・サンソンにゴールを決められた。
それでも、PSGは41分に追いつく。デンベレがペナルティエリア手前から浮き球パスをゴール前へ供給。ファビアン・ルイスがこれに反応して2列目から飛び出し、相手GKとの一対一を制した。
同点で折り返した後半開始早々の46分、PSGはニースに勝ち越される。右サイドからジョナタン・クラウスにクロスを送られると、ゴール前でフリーにさせたサンソンにボレーシュートを許した。
さらに70分、PSGはニースにリードを広げられてしまう。右サイドの深い位置で与えたフリーキックから、ユスフ・ヌダイシミエのヘディングシュートを浴びた。
PSGはシュート32本、うち枠内シュート13本を放ったものの、反撃に失敗し、1−3の敗戦で今季リーグ戦初黒星。フランス1部リーグ史上初の快挙達成とはならなかった。
PSGの次戦は29日に行われ、CL準決勝ファーストレグでアーセナル(イングランド)と敵地で対戦する。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 1−3 ニース
【得点者】
0−1 34分 モルガン・サンソン(ニース)
1−1 41分 ファビアン・ルイス(PSG)
1−2 46分 モルガン・サンソン(ニース)
1−3 70分 ユスフ・ヌダイシミエ(ニース)
【ハイライト】PSG 1−3 ニース