1日は日本海側で7月並みの暑さ 真夏日に迫る所も 熱中症に注意

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2025年05月01日 06:14  日本気象協会

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日本気象協会

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5月のスタートはフェーン現象の影響で日本海側では季節外れの暑さとなりそうです。北陸〜山陰を中心に7月並みの所もあり、場所によっては真夏日に迫る暑さに。熱中症には十分ご注意ください。

「西低東高」で暖気流入 日本海側はフェーン現象で7月並みも

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今日5月1日は、ほぼ全国的に平年を上回る陽気となるでしょう。天気図を見ると、西に低気圧、東に高気圧の「西低東高」となっていて、冬型の気圧配置とは逆のパターン。各地で南風が吹いて、暖かい空気が入りやすくなります。

特に日本海側ではフェーン現象によって、季節外れの暑さになるでしょう。予想最高気温は、島根県松江市で28℃と7月並みの暑さに。新潟県内では真夏日(最高気温30℃以上)に迫る所も。秋田市でも夏日(最高気温25℃以上)が予想されるなど、東北でも暑くなりそうです。

太平洋側でも汗ばむ陽気で、名古屋市や大阪市などは夏日が予想されます。

西〜東日本は熱中症「注意」

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1日の熱中症情報を見ると、沖縄は「警戒」レベル、西〜東日本は「注意」レベルの所がほとんどです。

まだ5月が始まったばかりで体が暑さ慣れていないため、油断をしていると熱中症にかかるリスクが高まります。湿度がそれほど高くないものの、強い日差しのもとで長く過ごすと、体に熱がこもってしまうことがあります。

こまめに水分をとる、涼しい日陰で休憩する、日傘や帽子などで強い日差しを遮るなど、暑さ対策を心がけてください。

西日本は夜に激しい雨 道路の冠水など注意

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1日は西から近づく低気圧の影響で、西日本は夜になって雨の降りだす所が多くなります。特に湿った空気が入る九州や四国などでは局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降るでしょう。都市部に発達した雨雲がかかると、道路が冠水する恐れがあります。車の運転などはご注意ください。

また、発達した雨雲の近くでは雷を伴う恐れがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに十分な注意が必要です。

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