連休最終日の6日は西〜東日本で大雨 9日〜10日も大雨の恐れ 沖縄では雨の季節へ

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2025年05月04日 06:40  日本気象協会

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ゴールデンウィーク最終日である明後日6日(火:振替休日)は、雨の降る所が多く、西〜東日本を中心に大雨となる所もあるでしょう。Uターンラッシュの足にも影響が出るかもしれません。9日〜10日も再び大雨の可能性があり、沖縄では雨の季節に入るでしょう。

GW最終日6日は西〜東日本で大雨

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長い人では10日以上あったゴールデンウィークも最終盤を迎え、遊びつくす方もお帰りを考える方も気になるのは天気だと思います。また、連休明けの天気も気になるでしょう。この先は天気が短い周期で変わり、特に6日(火)と9日(金)〜10日(土)は大雨の恐れがあります。では、日ごとに詳しく見ていきます。

明日5日(月:こどもの日)は、高気圧に覆われて、北海道から九州にかけて晴れて、絶好のお出かけや洗濯日和となるでしょう。ただ、大陸から東シナ海には低気圧や前線が進んでくる見込みです。

明後日6日(火:振替休日)は、前線を伴った低気圧が本州の南を進むでしょう。西から天気が崩れ、東北から九州の広い範囲で雨が降りそうです。特に九州から関東甲信や北陸付近にかけては雨雲が発達しやすく、雷雨や大雨になる所もあるでしょう。ゴールデンウィークの最終日で帰省先やお出かけ先から戻る方も増えると思います。交通機関が乱れる可能性もあるため、最新の状況を確認しつつ、予定を早めることもご検討ください。

連休明けの7日(水)は、低気圧や前線は日本の東から北海道の東へ進むでしょう。北海道や東北日本海側では雨が断続的に降りそうです。東北南部から九州にかけては、雨マークが付いている所も朝までには止む見込みで、日中は広く晴れるでしょう。

8日(木)は、高気圧が本州付近を広く覆う見通しです。北海道は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が多く雨の降る所もあるでしょう。東北から九州にかけては、おおむね晴れそうです。

沖縄は、5日(月)と6日(火)に前線の影響により雨が降るでしょう。警報級の大雨にある可能性もあるため、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。

最高気温は、関東や東海、近畿では23℃前後の日が多くなるでしょう。雨の降る6日(火)は20℃に届かない予想です。日ごとの気温の変化が大きくなりますので、お出かけ前に気温をチェックして服装を選ぶようにしましょう。

9日〜10日も再び大雨の恐れ

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9日(金)になると、高気圧は日本の東に移動し、西から前線を伴った低気圧が近づくでしょう。九州は朝から雨が降り、日中は中国地方、四国、近畿にも雨の範囲が広がり、東海でも夜になると雨が降り出しそうです。関東も雨マークはありませんが夜遅くには雨の降る所がある見込みです。西日本では本降りの雨になり、雷を伴って降り方が強まる所もあるでしょう。

10日(土)は、前線や低気圧が本州付近を通過する見込みです。近畿や東海、関東では雨が続き、東北や北海道にも雨の範囲が広がるでしょう。近畿や東海、関東でも太平洋側の沿岸に近い地域では発達した雨雲がかかりやすい予想です。災害が起きるような大雨になる可能性もあるため、最新の情報を確認するようにしましょう。

11日(日)になると天気の回復する所が多く、東北から九州は晴れる所が多くなりそうです。日本海から近づく気圧の谷の影響で北海道では雨が降るでしょう。

沖縄は、前線の影響により10日(土)と11日(日)を中心に雨が降るでしょう。沖縄地方の梅雨入りの平年は5月10日頃です。沖縄付近では前線の影響を受ける日が多くなるため、梅雨入りは秒読みといった所です。長い雨の季節に間もなく入るため、側溝や雨どいの清掃など準備を進めましょう。

最高気温は、雨でも20℃を超える所が多く、ムシムシしそうです。晴れると25℃くらいまで上がる所が多くなるでしょう。

5月中盤以降は湿度増で暑さのレベルアップ 30℃迫る日続出

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5月も中盤に入る12日(月)以降も、天気は東海以西を中心に短い周期で変化するでしょう。

12日(月)は、日本の南に延びる梅雨前線が西日本の南岸付近に北上する見込みです。そのため東海から九州にかけて雨が降るでしょう。関東も南部の沿岸では雨が降るかもしれません。東北や北海道は高気圧に覆われて晴れる所が多くなりそうです。

13日(火)と14日(水)は、高気圧に全国的に覆われて晴れるでしょう。13日(火)の未明は満月です。フラワームーンが見える所も多くなりそうです。

15日(木)と16日(金)は、再び前線が北上し、東海から九州では雨の降る所が多くなるでしょう。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、太平洋側を中心に雷雨や雨脚の強まる所もありそうです。17日(土)になると気圧の谷が北日本を通過するでしょう。東北や関東でも雨の降る所がある見込みです。

沖縄は雨の日が多くなる予想です。梅雨前線や暖かく湿った空気の影響により、大雨や雷雨になる日もあるでしょう。最新の情報を確認し、低い土地の浸水や土砂災害などにご注意ください。

最高気温は、関東から九州、沖縄では連日のように25℃以上の夏日となるでしょう。14日(水)の名古屋29℃のように30℃に迫る日もある予想です。また、これまでは夏日でも湿度は比較的低く、カラッとした暑さの日が多くなっていましたが、蒸し暑い日も出てくるでしょう。湿度が高くなると熱中症の危険度が増します。これまで以上に暑さ対策が必要になるため、昼間の最も暑い時間などはエアコンを使用するなどしましょう。東北でも25℃前後、北海道は20℃くらいの予想です。

このニュースに関するつぶやき

  • また、滅茶苦茶暑くなるのか…。雨は米にとって必用なんだろうけどなぁ…
    • イイネ!2
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