2025年F1第6戦マイアミGP ターン1で接触したリアム・ローソン(レーシングブルズ)とジャック・ドゥーハン(アルピーヌ) 2025年F1第6戦マイアミGPの決勝レースが行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーは13位、ジャック・ドゥーハンはリタイアでレースを終えた。
ガスリーは予選後、パルクフェルメ下にあるマシンのサスペンションのセットアップを変更したため、決勝レースをピットレーンからスタート。32周目にハードタイヤからミディアムタイヤに交換し、13位でフィニッシュした。またガスリーは、レース中にイエローフラッグが掲示された際減速しなかったとして、警告処分を受けた。
ドゥーハンは14番手からミディアムタイヤでスタートしたが、ひとつ後ろの15番グリッドからスタートしたリアム・ローソン(レーシングブルズ)とターン1で接触し、コースサイドにマシンを止めることになった。この一件は両者お咎めなしとなっている。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=13位(57周/57周)ピットレーン/タイヤ:ハード→ミディアム
「全体的に、僕たちにとって難しい週末だった。昨日のスプリントレースの結果から、少なくとも1ポイントを獲得してマイアミを離れることになるが、これは少し予想外だった」
「マシンには、今日解決しようとしていたいくつかの問題があったので、今日のレースは難しいものになるだろうとわかっていた。少しは改善したが、つまるところペースが足りなかった。レース中に雨が降って戦うチャンスができたらよかったが、結局そうはならなかった」
「これまでのレースで僕たちはもっと速かった。ここでは複雑な状況だったので、ここでのパフォーマンスについて分析する必要がある。今から次のイモラでのレースの間に、やるべき仕事が残っている」
■ジャック・ドゥーハン(BWTアルピーヌF1チーム)決勝=DNF(0周/57周)14番手/タイヤ:ミディアム
「僕の側にとっては、厳しい週末の終わり方だった。僕たちは集団の真ん中からのスタートだったので、最初の数コーナーは常にチャレンジだった。ターン1に入るときに追い込まれて行き場がなくなり、(リアム・)ローソンと接触してしまった。ダメージが大きすぎてピットレーンに安全に戻ることができず、最終的にマシンをリタイアさせなければならなかった」
「スプリントレースでは、特に難しい気象条件への対応について僕たちには見込みがあることを示したし、週末を通して快適に走行できた。今の僕たちの焦点は、今後の数レースに移っている。ヨーロッパでのシーズン開始に向けて今週はリセットし、これからのトリプルヘッダーに向けて準備を進めていく」
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[オートスポーツweb 2025年05月06日]