5月のうちに!100均グッズで「カビ撃退アイデア」7選

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2025年05月09日 11:10  web女性自身

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例年より早まるとされるジメジメした季節を前に、私たちには絶対にやっておかねばならないことが……。コストを抑え、簡単にできる裏ワザをご紹介♪



今年は梅雨入りが早い。日本気象協会が3月17日に発表したレポートによると、昨年は6月下旬だった梅雨入りが、今年は全国的に早まると予想されている。



ジメジメした天気が続くなかで悩ましいのが、カビ問題。梅雨時期になると、カビ掃除が大変という人も多いのではないだろうか。



■カビが生えてしまう生活習慣とは?



「カビは、生えた場所に根をのばしていきます。この根は、放っておくとどんどん奥まで入り込んでしまい、ふだんの掃除では簡単にとれなくなってしまうのです。ですからカビは、生える前に対策をするのが鉄則です。梅雨入り前の今のうちに、家の中でカビが生えやすいところをチェックして、対策を行うことがとても大事です」



こう話すのは、収納&おそうじアドバイザーの伊藤まきさんだ。梅雨時期の「こんなところにもカビが!」を未然に防ぐには、家の中のどのような場所に気をつければいいのだろうか。



「まず、カビが生えやすい場所の特徴は、大きく分けて2つあります。1つ目は家の構造により発生しやすい場所。これは水回りや風通しが悪い場所、日当たりの悪い場所ですね。また、ビニールクロスの壁やアルミサッシなど、カビが生えやすい素材もあるので注意が必要です」(伊藤さん、以下同)



伊藤さんによれば、築年数が古い家や北向きの家は特に注意が必要だと言う。



「2つ目は、生活習慣によりカビが発生しやすい場所です。たとえば、換気をしない部屋や、物をたくさん詰め込んだ靴箱やクローゼットは湿気がたまりやすく、カビの温床になりがち。また水回りにじか置きした洗剤のボトルやスポンジも、水分に加え皮脂や泡でカビに栄養を与えているようなもの。これらは、収納法や習慣を少し変えるだけで簡単に防止できます」



■専門のグッズよりも100均アイテムの方がカビ対策には便利!



とはいえ、カビ対策というと、専用の薬剤やアイテムを買い、お金も手間もかかるイメージがあり、重い腰がなかなか上がらない。



「カビ対策は100円ショップで売っているもので、すべて対応できます。むしろ、100均グッズのほうが、気兼ねなく使い捨てもできて衛生的。なかには、本来の用途ではない使用法で、専門のカビ対策グッズよりも効果が得られるものもあるんですよ」



と、なんとも心強い声。そこで、これまで数多くのお客さんの自宅でカビを撃退してきた伊藤さんに、100均グッズでできるカビの予防と除去法を聞いた。



梅雨前の今こそ、お試しを!





■カビが生えやすいスポット別 撃退100均グッズ



【1】キッチンにはステンレスピンチ


シンク周りには、洗剤やスポンジをじか置きせず、100均のピンチやホルダーを使ってぶら下げること。水道を使用したら、マイクロファイバーの布巾で水滴を拭き取る習慣も大事(ハンギングステンレスピンチ 4P 110円/Can Do)



【2】窓のサッシの結露対策にはペットシート


寝る前に窓のサッシにペットシートを敷けば翌朝には結露をぐんぐん吸収。吸収力があるので2?3日は使用可能。サッシにシールの跡もつかないので結露対策シートよりおすすめ(ペットシーツ レギュラー 8枚 110円/ダイソー)



【3】靴箱の湿気取りにはシリカゲルパック


梅雨時にぬれた靴をそのまま靴箱に入れると湿気がこもり、カビの原因に。乾燥剤のシリカゲルを2個ほどお茶パックなどに入れて靴の中へ。立派な除湿剤に早変わり(シリカゲル乾燥剤 110円/ワッツ)



【4】お風呂場の隙間にはマスキングテープ


浴室のドア付近やバスタブのシリコンコーキングは湿気とほこりでカビが生えやすいエリア。マスキングテープで隙間を埋めることで対策を。貼りっぱなしにせずこまめに替えて(抗菌剤入りマスキングテープ 110円/ワッツ)



■生えてしまったカビは漂白剤パックで除去



【5】ミゾのカビには斜めカット歯ブラシ


タイルのミゾのしつこいカビは漂白剤パックでも取れにくい。そんなときは歯ブラシがおすすめ。毛を斜めにカットすることで、フィット力とホールド力をさらに高め、よりしっかり汚れをかき出せます(キャップ付き歯ブラシ 4本入り 110円/Can Do)



【6】壁のカビにはペンキ用ハケ


白いビニールクロスに生えたカビは、漂白剤をムラなくつける必要があるので、ペンキ用のハケが便利です。液剤が床まで垂れないよう、古いタオルなどでガードをすることも忘れずに(ハケ多様用途50mm 110円/セリア)



【7】窓のサッシのカビには養生テープ


サッシにそのまま漂白剤をつけると液垂れし窓枠を傷つける原因に。そこで、枠のアルミに養生テープを上半分浮かすように貼り防波堤を作成。窓とテープの間に漂白剤が染み込んだペーパータオルを(養生テープ 110円/ダイソー)



■漂白剤パックの作り方


水10に対してキッチンブリーチ1の割合で薄めて使用。カビの部分に塗布し15〜30分放置(くらし良好 キッチンブリーチ(600ml)110円/ダイソー



【教えてくれたのは】


収納&おそうじアドバイザー 伊藤まきさん


整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。掃除しながら片づけるプロとしてメディアで活躍中。インスタグラム:@maki_organize

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