石破首相、フジテレビ改革を評価

　石破茂首相は１１日のフジテレビの番組で、同社が元タレント中居正広氏の性暴力問題を踏まえてまとめた再生・改革に向けた具体的強化策について「かなり高く評価している。要はできるかできないかだ」と述べ、着実な履行に期待を示した。

　同社は具体的強化策の中で、４０年以上掲げてきたスローガン「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却などを打ち出した。首相は「面白いためなら何をしても許されるわけではないと書いたのは大きな決断だった」と指摘。「何をしても許されるものではないというのは全てのメディアに共通することではないか」と語った。