4月22日、天皇皇后両陛下主催の春の園遊会が開催された。昨年の秋の園遊会に引き続き、今回も女性皇族は和装でお出ましに。愛子さまにとっては、2度目の和装での園遊会となった。
前回の明るいピンクとは対照的な、透明感のある水色の振り袖に、ファッションライターは愛子さまの心境の“変化”を感じたという。
「前回の秋の園遊会では、和装デビューということもあり、とにかく華やかな振り袖をお召しになっていましたね。菊、桜、芍薬など多くの花が描かれ、まさに“百花繚乱”という言葉の通りでした。基本を踏まえていて古典的で、言い換えると初々しさ、初心者らしさがありました。また、その華やかさは佳子さまを想起させ、佳子さまへの憧れのような思いも感じられました。
一転、今回の振り袖は“辛口”です。地紋が紗綾形といって、元は卍という字を斜めにつなげた模様です。ほかにも稲妻、菱垣などの幾何学的な模様も入っており、男性的で辛口なものだといえます。一方で、牡丹唐草などの植物柄は甘口な地紋といえますね。さらに水色の上に、袖や前身まで大胆にS字を描くように白い流水が入っています。金糸や刺繍も折り重なり、地紋と合わさってゴージャスな重厚感を感じさせます。初々しさや可愛らしさ以上に、落ち着いていて、どっしりと構えた揺るがない自信というものが伝わってくる装いです。この約半年間での変化は驚くべきことと思います」(前出・ファッションライター)
4月から社会人2年目となった愛子さま。この約半年間で、たくさんのご経験を重ねられている。
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「鴨場での外交団の接待、宮中晩餐会ご出席、そして今後予定されている大阪万博ご視察、能登半島地震の被災地ご訪問など、初めてのご公務にも数多く挑戦されています。日本赤十字社でのお勤めにも慣れてきた今日この頃、成年皇族としてのご覚悟が強まっていることが、装いにもにじみ出ていたのかもしれません」(皇室ジャーナリスト)
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