
小学4年生で野球を始め、高校時代は女子硬式野球で甲子園の地を踏んだ経験もある野球女子インフルエンサーの松本里乃(まつもと・りの)が、5月19日(月)発売『週刊プレイボーイ22号』に初登場! 合宿で海辺近くの民宿に訪れた彼女のとある一日。
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■本番に強いタイプなんだと思います
――撮影テーマは「合宿に来ている野球女子」でした。
松本 朝食のシーンから始まり、本当に合宿みたいでした。グラビアはまだ2回目なので、最初はちょっと恥ずかしかったです。
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――学生時代からずっと野球をやっていますが、合宿の思い出は?
松本 高校時代は寮生活で、よく地方へ遠征にも行ってたので、毎日が合宿みたいでした(笑)。練習が厳しい学校だったんですよ。
――グラビアに挑戦してみたいと思ったきっかけは?
松本 もともとSNSでの活動が中心だったんですけど、フォロワー数が増えていっても、SNSだと家族の目になかなか触れないみたいで。テレビや雑誌に出るほうが見てもらえるかなって。
――親孝行ですね。
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松本 一番恩返ししたいのは家族なので、ちゃんと伝わる仕事がしたいなと思ってます。
――21歳でもう「親に恩返しをしたい」と思えるのは、すごいことだと思いますよ。
松本 高校生の頃から実家を離れて暮らしていたので、家族への感謝の気持ちがどんどん大きくなっています。それに、実は数年前にてんかんを発症してしまって、不安や心配をかけたこともありました。でも、そんなときも変わらず支えてくれた家族の存在の大きさを、あらためて実感しました。
――野球のポジションはどこ?
松本 最初は内・外野で、高校の途中から投手に転向しました。MAX124キロ出るけどコントロールが課題でうまくいかず、何度も悔し涙を流して......。そのたびに寮から母親に電話をしましたね。
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――それでも、高校3年生の夏には甲子園のマウンドに立ったり、高校野球女子選抜に選出されてイチローさんと対戦したりと、大活躍していきました。
松本 私、本番に強いタイプなんだと思います(笑)。マウンドに立ってるときは本当に緊張しないんですよ。野球が大好きで、仲間とプレーするのが楽しいです。
――バッティングはどうですか?
松本 自信あります。遠くへ飛ばすのが得意で。DH(指名打者)で出場することも多かったです。
――運動神経抜群そうですね。
松本 小学生から高校生まで、スポーツテストは全部満点でした!
――それはすごい! 対戦したいプロ野球選手はいますか?
松本 投手としては、大谷翔平選手です。ストレートで押すか、スライダーで勝負したい。打者としてだったら、ダルビッシュ有選手と対戦したいです。高校時代にYouTubeでダルビッシュ選手の投球フォームをよく見て研究していたので。バッターボックスから、ダルビッシュ選手の投げるところを見てみたいです(笑)。
――これからお仕事でどのように活躍していきたいですか?
松本 稲村亜美さんのようにバラエティ番組にも出たいです。『ロンドンハーツ』のスポーツテストや『SASUKE』にも挑戦したいですね。もちろんTikTokなどのSNSの投稿も変わらず。皆さんに知ってもらい、ずっと応援してもらえるきっかけなので。
――これから楽しみですね。
松本 あとはやっぱり、野球に携わるお仕事をしたいです。『熱闘甲子園』のリポーターだったり、始球式だったり。私、子供が大好きでもともと保育園の先生になりたかったので、地方の野球教室にも参加したい!
あと女性向けのスポーツ用品を開発・販売する会社をつくりたくて。女子野球選手の環境だったり、認知向上にちょっとでも貢献できたらなぁって思ってます。それで、ゆくゆくは地元の佐賀に帰って、家族との時間を大切に過ごしたいなって。
――最後に、今回のグラビアのアピールをお願いします!
松本 なんていうか、リアリティがあってエロいグラビアになってると思います(笑)。スポーツ女子の真面目さと、ちょっぴり大人っぽい私のギャップを楽しんでもらえたらうれしいです!
スタイリング/大橋みずな ヘア&メイク/夢月(Three PEACE)
●松本里乃(まつもと・りの)
2004年2月10日生まれ 佐賀県出身
◯2021年に第25回全国高校女子硬式野球選手権大会に出場し、準優勝に輝く。同年に高校野球女子選抜に選ばれ、イチロー率いるKOBE CHIBENと対戦して話題に。現在はインフルエンサー野球チーム「パワフルスピリッツ」に所属。野球を続けながらインフルエンサーとして活動中。
公式Instagram【@m_atsurino】
公式TikTok【@matsurino0210】
取材・文/槇村逸見 撮影/横山マサト