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24日午後0時40分ごろ、東京都葛飾区亀有2の環状7号線で、クレーン車がガードレールをなぎ倒し、歩道に突っ込んだ。警視庁亀有署によると、歩道にいた3〜4歳とみられる男児と30代の母親、小学生ぐらいの男児と40代の父親の計4人がけがをした。このうち母親が腰の骨を折る重傷で、他の3人はすり傷を負った。
亀有署はクレーン車を運転していた60代の男性を自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕した。男性は「運転中に事故を起こし、人にけがをさせてしまったことに間違いありません」と容疑を認めているという。
現場は片側2車線の直線道路。クレーン車は30〜40メートルにわたって歩道を走行し、電柱もなぎ倒した。亀有署が事故原因を調べている。東京電力パワーグリッドによると、現場周辺では一時、約1000戸が停電した。
現場近くに住む会社員の30代男性は「突然マンションが停電になり、驚いて外に出ると、クレーン車が歩道に止まっていた。パトカーや救急車、消防車がたくさん集まっており、救急車で搬送されている人もいた」と不安そうに話した。【待鳥航志、西本紗保美】
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