徳光和夫、長嶋茂雄さん訃報に「自然に涙がわいてきた」　憧れ続けた日々に別れ「偉大なものを失ってしまった」

　読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんが3日午前6時39分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。89歳。同日放送の日本テレビ系『every.』（後3：50）では、大の長嶋さんファンとして知られる徳光和夫が出演し、追悼した。

【写真】3月には…大谷翔平と談笑していた長嶋茂雄さん

　徳光は「本当に第一報は悲しかったです。自然に涙がわいてきたんですけど、そこからこの番組に来るまでは、言葉にはできない喪失感っていうんですかね？そういう気持ちでいっぱいですね。偉大なものを失ってしまったと言いましょうかね。きのうは、長嶋さんのお父さんの命日だったんですよ」とコメント。

　その後も、長嶋さんへの思いを語っていくと「昭和100年のこの年にですね、こうしてお亡くなりになるっていうのは。王さんがおっしゃったとおりに頭を下げて、ずっと『本当にありがとうございます』と。それだけですね。僕は長嶋さんに憧れて立教大学に入りましたし、日本テレビも入りましたのも、長嶋さんに憧れていたから、日本テレビという最難関も合格できたのではないかと思えてなりませんのでね。本当にいろんな人たちに好影響を与えました」と偲んでいた。

　長嶋さんは、千葉県出身。1958年に読売ジャイアンツに入団。通算成績は、安打2471・本塁打444・打点1522・打率.305。1974年に現役引退試合を行い、「我が巨人軍は永久に不滅です」という球史に残る名言を残した。翌年より読売ジャイアンツの監督に就任し、チームを2度日本一に導く。“ミスター”の愛称で親しまれ、ジャイアンツファンだけでなく多くのファンから親しまれた。2001年に同チームの終身名誉監督となった。

■長嶋茂雄さん 関連シングル作品のオリコン記録

▼ZYYG,REV,ZARD&WANDS「果てしない夢を」（1993年6月9日発売）
オリコン週間シングルランキング最高2位、累積売上72.6万枚
feat.で長嶋茂雄さんが収録に参加。

▼長嶋茂雄『さよならミスター・ジャイアンツ』（1974年11月15日発売）
最高48位、累積売上3.9万枚
引退の挨拶や、インタビュー、実況などで構成された作品。

「オリコン週間シングルランキング」は「1968年1月4日付」よりスタート

クレジット：オリコン調べ（2025年6月2日付現在）