日本外国特派員協会で記者会見する立憲民主党の野田佳彦代表=9日午前、東京都千代田区 立憲民主党の野田佳彦代表は9日、日本外国特派員協会で記者会見し、次期衆院選で政権交代を実現できなければ、代表を辞任する考えを示した。「政権交代を実現するために昨年秋の代表選に立候補した。実現できなかったら、当然代表を辞める」と述べた。
野田氏は50議席伸ばした昨年10月の衆院選について「三段跳びで言うとホップ」と説明。「(夏の)参院選はステップ。その次の衆院選がジャンプだ」と述べ、次期衆院選で政権交代を実現したいと強調した。政権交代に向けては「ステップが大事だ」と語り、与党の改選議席過半数割れを目指す意向を改めて示した。
また、ガソリン税の暫定税率廃止法案を11日にも日本維新の会、国民民主党と共同で衆院に提出する考えを表明。「衆院では可決される可能性は十分ある。自民、公明両党に参院選の前に踏み絵を踏ませる」と語った。