日曜劇場『VIVANT』続編が26年放送 主演・堺雅人が発表 気になるストーリーは「何も言えない」

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2025年06月11日 07:32  ORICON NEWS

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日曜劇場『VIVANT』より(C)TBS
 俳優の堺雅人が主演を務めたTBS系日曜劇場『VIVANT』(2023年7月期)の“続編”が、2026年の日曜劇場枠にて放送されることが決定した。2023年夏に放送された前作は、スリリングな展開と圧倒的なスケールで話題をさらい、ドラマの枠を超えた社会現象に。11日、同局系朝の情報番組『THE TIME,』(月〜金 前5:20)に生出演した主演・堺が自ら発表した。

【場面カット】前作ラストに“ラスボス”登場…大物俳優が演じた

 『VIVANT』は、『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』シリーズ、『陸王』『ドラゴン桜』などを手掛けた福澤克雄氏が演出だけでなく原作も手掛けた完全オリジナルストーリー。予測不能なストーリー展開と映画並みの映像美、主演の堺雅人のほか、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也ら豪華キャストの競演で大きな注目を集めた。最終回は世帯平均視聴率19.6%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)を記録し、全10話のテレビ放送における総視聴者数は6000万人を突破。テレビ離れが叫ばれる中、圧倒的な存在感を示した。

 その勢いは受賞歴にも現れており、「東京ドラマアウォード2024」連続ドラマ部門グランプリ、「第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」では最優秀作品賞など主要部門を多数受賞。さらに、「Yahoo!検索大賞2023」ドラマ部門1位、「2023 第36回 小学館DIMEトレンド大賞」エンタメ・カルチャー部門金賞、「TVerアワード2023」特別賞など、視聴率だけにとどまらない高評価を得た。国際的な評価も高く、「MIPCOM BUYERS' AWARD for Japanese Drama 2023」ではグランプリを受賞。海外バイヤーからも“最も売りたい日本のドラマ”として選ばれるなど、国内外で大きな注目を集めた。

 前作のラストシーンから直結した物語となり、主人公の設定などに変更はない。続編でも海外ロケを敢行し、世界を駆け巡るという。「僕も(続編が)あるだろうなと思っていたが、なかなか声が掛からずヤキモキしていた(笑)」と話した堺は、「まだ何も(撮影は)始まってない」といい、続編のストーリーについて「何も言えない。言えば言うほどつまらなくなるので」と語るに留めていた。

■『VIVANT』前作のあらすじ
丸菱商事に勤める乃木憂助(堺雅人)は、誤送金された130億円を取り戻すべく、送金先であるバルカ共和国へ向かった。バルカで爆発事件に巻き込まれた乃木は、爆破犯に間違えられ、バルカ警察に追われる羽目となる。現地で出会った公安警察の野崎守(阿部寛)と医師の柚木薫(二階堂ふみ)と共に、乃木はバルカを脱出するために奔走する。

しかし、それは偶然ではなかった。乃木の本当の顔は自衛隊直轄の非公認組織「別班」の諜報員であり、国際的なテロ組織“テント”を追うためにバルカに潜入していたのだ。別班の仲間と合流し、テントのリーダーにつながる情報を集めていく乃木だったが、そこで自らの残酷な運命と対峙することになる。

テントのリーダーであるノゴーン・ベキ(役所広司)は、生き別れた実の父親であるという真実に直面する乃木。そんな運命に立ち向かい、自らの手で、ベキを暗殺することになる。そして――。全てが落着したかに思えた乃木の前に、再び赤い饅頭が置かれることとなる――。

このニュースに関するつぶやき

  • この「続編」ってのが曲者なんだよな…………果たして前作を超える物が作れるかの製作陣の技量が問われる。
    • イイネ!21
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