アマチュアシードの東洋大学が柏を撃破! 横浜FM、岡山ら敗退…“王者”神戸は快勝/天皇杯2回戦

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2025年06月11日 22:27  サッカーキング

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天皇杯2回戦の26試合が11日に開催された [写真]=金田慎平
 天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会2回戦の26試合が11日に行われた。

 過去7度の優勝を誇る横浜F・マリノス(J1)はラインメール青森(青森県)と対戦。37分にGK廣末陸にPKを決められると、45+1分には廣末からのロングフィードを起点に左サイドを突破され、ルイス・フェルナンドに追加点を献上する。後半は相手の守備ブロックの外側でボールを回す展開が続き、決定機を作れぬまま0−2でタイムアップの笛が吹かれた。横浜FMはまさかの初戦敗退となり、格上相手に勝利した青森が3回戦へ駒を進めた。

 他会場でもJ1勢の苦戦が相次いだ。FC町田ゼルビアは京都産業大学(京都府)に先制を許し敗北寸前まで追い詰められたものの、86分に藤尾翔太が同点ゴールを挙げ、90+2分に相馬勇紀のPKで逆転に成功。土壇場で初戦敗退を回避した。福島ユナイテッドFC(福島県)に先制を許した川崎フロンターレは山田新、脇坂泰斗、小林悠がネットを揺らして3点差を付けるも、終盤立て続けに失点。それでも4−3で逃げ切り、3回戦進出を決めている。

 ファジアーノ岡山はギラヴァンツ北九州(福岡県)に0−2と完封負けを喫して初戦敗退に。アルビレックス新潟と柏レイソルは90分間で得点を奪えず延長戦に突入。新潟は108分に笠井佳祐がネットを揺らして福山シティFC(広島県)を下したが、柏は東洋大学(アマチュアシード)に2点を奪われて敗退となった。

 前回大会王者のヴィッセル神戸(J1)は高知ユナイテッドSC(高知県)に4−1で快勝し3回戦進出。そのほか、鹿島アントラーズ、アビスパ福岡、サンフレッチェ広島、湘南ベルマーレ、清水エスパルス、セレッソ大阪、京都サンガF.C.、東京ヴェルディ、名古屋グランパスらJ1勢は順当に勝ち上がっている。ジュビロ磐田(J2)はSC相模原(神奈川県)相手に下克上を許した。

 11日に行われた26試合の結果は以下の通り。残り4試合は18日に行われる。

天皇杯2回戦・試合結果

▼11日開催
ヴィッセル神戸(J1) 4−1 高知ユナイテッドSC(高知県)
ヴァンフォーレ甲府(J2) 2−1 福井ユナイテッドFC(福井県)
アルビレックス新潟(J1) 1−0 福山シティFC(広島県)
柏レイソル(J1) 0−2 東洋大学(アマチュアシード)
川崎フロンターレ(J1) 4−3 福島ユナイテッドFC(福島県)
ジュビロ磐田(J2) 1−2 SC相模原(神奈川県)
横浜F・マリノス(J1) 0−2 ラインメール青森(青森県)
いわきFC(J2) 1−2 ブラウブリッツ秋田(J2)
モンテディオ山形(J2) 2−1 鹿児島ユナイテッドFC(鹿児島県)
鹿島アントラーズ(J1) 4−0 ザスパ群馬(群馬県)
V・ファーレン長崎(J2) 2−1 筑波大学(茨城県)
アビスパ福岡(J1) 2−0 沖縄SV(沖縄県)
ファジアーノ岡山(J1) 0−2 ギラヴァンツ北九州(福岡県)
サンフレッチェ広島(J1) 3−1 Brew SAGA(佐賀県)
藤枝MYFC(J2) 2−0 FCバレイン下関(山口県)
湘南ベルマーレ(J1) 2−0 FC岐阜(岐阜県)
清水エスパルス(J1) 4−2 松本山雅FC(長野県)
セレッソ大阪(J1) 5−0 アルテリーヴォ和歌山(和歌山県)
徳島ヴォルティス(J2) 2−1 レノファ山口FC(J2)
FC町田ゼルビア(J1) 2−1 京都産業大学(京都府)
ベガルタ仙台(J2) 0−1 カターレ富山(J2)
京都サンガF.C.(J1) 1−0 奈良クラブ(奈良県)
東京ヴェルディ(J1) 3−1 栃木SC(栃木県)
サガン鳥栖(J2) 1−0 愛媛FC(J2)
名古屋グランパス(J1) 3−0 ヴェロスクロノス都農(宮崎県)
ジェフユナイテッド千葉(J2) 1−1(PK:4−5) ロアッソ熊本(J2)

▼18日開催
横浜FC(J1) vs いわてグルージャ盛岡(岩手県)
FC東京(J1) vs ツエーゲン金沢(石川県)
ガンバ大阪(J1) vs ヴィアティン三重(三重県)
北海道コンサドーレ札幌(J2) vs 大分トリニータ(J2)

このニュースに関するつぶやき

  • 来週のサンデーモーニングで東洋大に『あっぱれ』、柏レイソルに『渇』が入るかな。
    • イイネ!6
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