今日15日の関東はいったん雨が止んでも油断禁物 夕方から再び激しい雨や雷雨に注意

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2025年06月15日 12:54  日本気象協会

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日本気象協会

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今日15日(日)の関東地方は、雨がいったん止んだ所も油断禁物です。午後も大気の不安定な状態が続き、夕方〜午後9時くらいまでは、局地的に1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る見込みです。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意が必要です。

午後も大気の状態が不安定 雷の発生する確率高い

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今日15日(日)の関東地方は、朝まで本降りの雨となり、箱根町(神奈川)では1時間に28.0ミリの土砂降りの雨が降り、24時間雨量は150ミリを超える大雨となりました。

雨は昼前には止み、正午現在、薄日の差している所もありますが油断禁物。午後も大気の不安定な状態が続きます。発雷確率(雷が発生する確率)をみると、関東の内陸や北部を中心に50%から60%と高くなっています。

夕方〜午後9時頃まで 局地的な激しい雨・落雷・突風に注意

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特に、夕方〜夜の初め頃(午後9時頃)にかけて、局地的に雷を伴い、1時間に30ミリ以上のバケツをひっくり返したような激しい雨が降るおそれがあります。発達した雨雲の下では、落雷や竜巻などの突風、ひょうに注意が必要です。

激しい雨って どんな雨?

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激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上〜50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。

激しい雨が降ると予想される所では(激しい雨が降った所では)、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。

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