小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)/2025MotoGP第10戦オランダGP 決勝 6月29日、2025年MotoGP第10戦オランダGP MotoGPクラスの決勝レースがTT・サーキット・アッセンで行われ、小椋藍(トラックハウスMotoGPチーム)はリタイアでフィニッシュした。
土曜日に行われた予選Q1では、初日に続き転倒して20番手。スプリントではオーバーテイクに苦しみ、17位と下位で終えた。そこから一夜明け、迎えた決勝日。比較的涼しい初日と2日目から一転して天気に恵まれ、ウォームアップラップの時点で路面温度が43度にまで上昇した。
26周で争う決勝レースでは、これまで見せてきたように後方から順位を上げたい小椋。しかし、オープニングラップの5コーナーでミゲール・オリベイラ(プリマ・プラマック・ヤマハMotoGP)と接触して転倒。早々にレースを終えることとなった。
トラックハウス・MotoGPチーム 小椋藍(決勝:リタイア)
「厳しい週末でした。昨日のスプリントの後、決勝レースでどれだけやれるかを本当に確かめたかったのですが、残念ながら5コーナーでアクシデントがあり、アウト側にいたため、他のライダーを避けることができませんでした」
「このような形で週末が終わってしまうのは残念ですが、レースではこういったこともあります。次のドイツGPに向けて気持ちを切り替えるだけです。もちろんMotoGPマシンでは初めての走行となりますが、行くのが楽しみです。アッセンでは多くの重要なセッションを失ってしまったので、次回はできるだけ準備を整えて臨みたいと思います。目標は金曜を良いスタートして、土曜も良い内容で、そして日曜をできる限り最高の形で終えることです」
[オートスポーツweb 2025年06月30日]