インテル・マイアミに所属するスアレス [写真]=Getty Images インテル・マイアミに所属する元ウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、クラブとの契約を延長しない方針のようだ。2日、スペイン紙『アス』が伝えている。
現在38歳のスアレスは、母国ウルグアイのナシオナル・モンテビデオでプロキャリアをスタート。以降はアヤックスやリヴァプール、バルセロナ、アトレティコ・マドリードなど欧州クラブを渡り歩いた。その後、古巣ナシオナル・モンテビデオへの復帰とブラジルの名門グレミオでのプレーを経て、昨年1月にインテル・マイアミへ加入。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシや元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツといった“元バルサ組”とともにチームを牽引し、ここまで公式戦62試合出場34ゴール22アシストを記録している。
今夏に開催中のFIFAクラブワールドカップ2025でも4試合に出場したスアレス。グループステージ第3節のパルメイラス戦で1ゴール1アシストをマークし、インテル・マイアミは続くラウンド16で敗退となったものの、チームの決勝トーナメント進出に大きく貢献した。
クラブ歴代得点ランキングで早くも2位に上り詰めている同選手だが、インテル・マイアミとの現行契約は2025シーズン終了後に満了を迎える予定だ。そんななか『アス』は、土壇場で急展開が起きない限り、スアレスが今季終了後にクラブを退団する見込みと報道。「ほぼ間違いなくインテル・マイアミとの契約延長はない」と指摘している。
なお、メッシの残留は“ほぼ確実”と報じつつ、スアレスに関しては引退も検討中と主張。ウルグアイ人ストライカーがどのような決断を下すのか注目される。