EU、メキシコに関税30%=米大統領、書簡で通知

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2025年07月12日 22:01  時事通信社

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時事通信社

 【ワシントン、ブリュッセル時事】トランプ米大統領は12日、欧州連合(EU)とメキシコに対し30%の関税を8月1日から課すと表明した。SNSに書簡を公表した。米政権は4月、EUへの相互関税を20%に設定。現在はこのうち一律分の10%を課している。

 メキシコは、合成麻薬「フェンタニル」の米国流入対策の不備などを理由に25%の追加関税を課されており、相互関税の対象外。トランプ氏は書簡で、EUに対し貿易赤字の削減を迫り、メキシコに対してはフェンタニルの流入に不満を示した。国境対策が「不十分だ」とした。

 EUとの貿易交渉では、米側が航空機など一部の分野を除き一律10%を課すと提案したとされる。EU側は低関税枠など自動車関税の減免を求め交渉を進めてきた。合意が近いとされてきたが、トランプ氏は書簡で関税率を通告し、圧力をかけた。 

このニュースに関するつぶやき

  • 国内の製造業とか雇用再生の方法が間違ってる気がするんだが。関税かけて自国内産業を保護するで成り立つのかどうかという点。
    • イイネ!8
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