東京23区マンション価格、過去最高=1億3000万円超、首都圏も更新―上半期

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2025年07月17日 15:02  時事通信社

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時事通信社

東京湾岸の高層マンション(資料)(AFP時事)
 不動産経済研究所が17日発表した2025年上半期(1〜6月)の東京23区の新築マンション1戸当たりの平均価格は、1億3064万円と前年同期比20.4%上昇し、過去最高を更新した。土地代や建築費の高騰を背景に、3年連続で1億円超え。首都圏(東京都、神奈川、埼玉、千葉各県)も同16.7%上昇の8958万円と過去最高となった。

 東京23区は、超高額物件の発売で価格が押し上げられた23年の1億2962万円を上回り、初めて1億3000万円を超えた。物価高や人件費の上昇に加え、供給側が高値で売れやすい立地に絞り込む動きが目立つ。海外からの投資も高額化につながっているとみられ、一般消費者には、ますます「高根の花」となった。

 地域別でも、神奈川県が12.4%上昇の6957万円、埼玉県が26.9%上昇の6551万円といずれも高値を更新。一方、千葉県は前年に高額物件が売り出された反動から1.6%減少の5738万円だった。同研究所は首都圏マンションの価格について、「人件費の上昇が続いており、今後も緩やかに上昇する」(松田忠司上席主任研究員)との見方を示した。 

このニュースに関するつぶやき

  • バブル崩壊時みたいな夜逃げと不良債権だけは気をつけないとね。
    • イイネ!7
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