限定公開( 28 )
3人組テクノポップユニットのPerfumeが23日、東京ドームで、コールドスリープ(活動休止)前最後の公演「Perfume ZO/Z5 Anniversary “ネビュラロマンス” Episode TOKYO DOME」を開催した。2日間で9万人が駆けつけた。
「もう1度、あの日から始めよう」の声で登場した3人がマントを脱ぎ捨て、「GAME」が流れる。コロナ禍でファイナルが中止された20年の同所公演と同じ演出。あ〜ちゃん(36)は「やっぱりあの日のことは忘れられなくて」と、置いてきた時間を回収するように節目の夜を始めた。
デビュー20周年記念日だった21日、年内での活動休止を発表した。「みんながそれぞれの人生を願ってくれた」と、決断を温かく受け入れてくれたファンに感謝。のっち(37)は「みんなを寂しい気持ちにさせないために、一生、Perfumeでいるための決断です」とあらためて自分たちの言葉で説明した。
最新アルバム「ネビュラロマンス後篇」の世界観を再現した公演は後半、中田ヤスタカ氏の特別リミックスへ。代表曲「ポリリズム」「チョコレイト・ディスコ」も織り込まれた。かしゆか(36)は「3人いつも手を取り合って、新しい道を選んできました。今回の決断も挑戦です。最高に幸せでした」と話し、「また帰ってきます。その日まで元気でいてください。また会おうね」と約束。2010年、初の東京ドーム公演は3人がステージ中央に集まって開演した。対照的に中央からそれぞれが3方向へ歩んで終演。1つの区切りを付けた。【鎌田良美】
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