


キョウタは、「本人が働けないって言ってるんだから仕方ないだろ」と真面目に話していました。「ウチは二馬力で余裕があるんだから、余裕がある人が余裕のない人を助けるのは当然だ。家族なんだから……」そう言い張っていたのです。ウチの両親はこれを聞いてどう思うのか……


キョウタの発言をそのまま両親に伝えました。「お前の金じゃない、俺の金を渡すからいいだろ」そう言って自分の給料を全て渡す気でいることも話すと、両親は驚いた顔をこちらに向けました。「自分の給料を全額!?」




キョウタの話に納得がいかない私は、両親へ相談に行きました。
投げ銭のためリンコさんにお金を渡すこと、そしてその額がキョウタの給料全額ということ、私たち家族の生活費は私の給料のみで賄うと言っていることを話すと、両親は絶句。
生活に困っているわけでなく「推し活」ができるように援助するキョウタに、父や母も疑問を呈しました。
これまでもことあるごとにリンコさんに甘かったキョウタでしたが、今回は度が過ぎています。「私や娘のチエリより義実家を優先している」と言うと、両親は私の気持ちに深く共感してくれました。
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原案・ママスタ 脚本・motte 作画・んぎまむ