
台風22号は、今後も発達しながら西へ進むでしょう。7日(火)は強い勢力に発達し、暴風域を伴う見込みです。7日(火)以降は次第に進路を北よりに変え、10日(金)には東よりに進路を変える予想で、日本の南でUターンする見込みです。まだ予報円が大きく、進路の予想に幅がありますので、最新の情報に注意が必要です。
台風22号は発達しながら北上 Uターンか
5日(日)15時、台風22号は父島の南を西へ進んでいます。台風22号は今後も海面水温の高い海域を進むため、発達するでしょう。7日(火)は強い勢力に発達し、暴風域を伴う見込みです。7日(火)以降は次第に進路を北よりに変え、10日(金)には東よりに進路を変える見込みです。
小笠原諸島では強風・高波・落雷・突風・急な強い雨・高潮に注意
台風が近づいている小笠原諸島では、6日(月)にかけて、強い風が吹くでしょう。6日(月)にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は15メートル(25メートル)です。海上では7日(火)にかけて、うねりを伴って波が高くしけとなる見込みです。予想される波の高さは4メートルです。強風や高波にご注意ください。
また、7日(火)にかけて大気の状態が不安定となるため、落雷、突風、急な強い雨に注意してください。大潮の時期と重なるため高潮にも注意が必要です。
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沖縄は高波に十分注意
台風22号は、8日(水)から9日(木)頃に沖縄の大東島地方へ接近する恐れがあります。大東島地方と沖縄本島地方の沿岸の海域では、7日(火)からうねりを伴い波が高くなる見込みです。7日(火)に予想される波の高さは沖縄本島地方で2.5メートル、大東島地方で3メートルです。その後さらに波は高まり、台風の進路によっては大東島地方では8日(水)から9日(木)頃は大しけとなる恐れがあります。高波に十分注意してください。
また、大東島地方と沖縄本島地方では、7日(火)の満月の前後は大潮の時期にあたり、6日(月)から10日(金)にかけて潮位が高くなる見込みです。満潮の時間帯を中心に、海岸や河口付近での低い土地では浸水や冠水に注意が必要です。
本州への影響は?
台風22号の8日(水)以降の予報円はまだ大きく、進む速度や進路に幅があるような状況です。予報円の北側を進んだ場合、今週後半は本州の太平洋側を中心に雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。
まだ予想に幅がありますので、最新の台風情報にご注意ください。