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歌手松山千春(69)が5日、FM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」(日曜午後9時)に生出演。総裁選で応援していた候補を明かした。
4日の自民党総裁選には高市早苗・前経済安全保障担当相(64)、小泉進次郎農相(44)、小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)の5人が立候補。決選投票の末に、高市氏が小泉氏を破り、同党初の女性総裁に就任。15日にも召集される臨時国会で、日本初の女性首相に選出される見通し。
松山は「高市さんの政治がどういう形で現れてくるのか。もうしばらくしないと、なかなか分かってこない。俺はね、高市、小泉(進次郎)、小林(鷹之)、茂木(敏充)、林(芳正)さん。官房長官の林さんが(総裁選で)3位に入ったんだけど、俺、林さんに頑張ってもらいたいなってね」と切り出した。
「俺は自民党員でもなんでもないから。外から見てて。高市さんだと、安倍政権を引きずった赤字国債もバンバン出して。経済の活性化をいろいろ図るようなやり方をするんではないかなって思うし」と語った。
そして「進次郎だったら、果たしてできるんだろうか? 経験不足とかいろいろあって。その点、林さんは官房長官やられたり、いろんな役職をやってきたりしてるから。結構、地方のことも。本人が山口県出身ですからね。いろんなことを理解してくれて。予算の割り振りやなんかも、結構地方にも力を入れてくれるんじゃないかと。だから、林さんが頑張ってほしいなって思ってたんだ」と続けた。
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さらに「一番の決め手は林さんが小選挙区をやめて、中選挙区にしませんかっていう話をされたことな。これ、5人の中で候補の中で中選挙区にした方がいいんじゃないでしょうかって言ったのは林さんだけだから。余計、俺は胸にズンと来たんだよ」と打ち明けた。
「今、小選挙区比例代表制っていう形になってるんだけど、衆議院の場合はな。小選挙区ったらよ、1人しか受からないべ。みんなのところも、いろいろ区があるだろ? そこから1人しか受からないわけだ。そうすると、変な話、100%あるうちの51%取れば当選よ。49%が死に票になるんだよ。こういうことが、ある意味で接戦やるわけだから。各地で行われるわけ。俺は死に票がもったいな過ぎると。そのためには中選挙区にして、死に票、無駄になった票が少なくなるような。我々いろんな考えを持った人間たちの代表が出て行けるような、そんな中選挙区に戻ってくれるぐらい、なってほしいなと思ってたからな。それを言ってくれた林さんには頑張ってほしいなと」と持論を展開した。
続けて「名前的にも、仕事的には官房長官やってるぐらいだから1日1回は見てたはずなんだけど、高市さん、小泉進次郎さんみたいに名前が通ってなかったっていう部分があって。党員票では結構頑張ってたからな。ぜひ、また機会があったら、中選挙区を大きく言っていただけないでしょうか」と投げかけた。
生放送は北海道札幌市のSTVラジオで行われた。
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