
人は誰しも失敗をするが、仕事中のやらかしは信用にも収入にも関わる一大事だ。投稿を寄せた50代の女性は、数年前ドライバーとして働いていたときの苦い経験を明かしてくれた。(文:長田コウ)
女性が当時運転していたのは、荷台の側面が翼のように開く「ウイング車」。乗り始めて日が浅い時期だった。その日は荷物を下ろした後、車庫にトラックを停めようとバックしていた。「スーッと停めるはずが」西日が眩しく、車両感覚を誤ってしまったという。
「バックしたら何だか真っ直ぐじゃないのでまた前進したら隣の先輩のトラックのドア、ドア前に付いているウインカーを傷つけてしまいました…」
「下手くそと思われたでしょう」
幸い、ぶつかった相手は会社の同僚のトラックだったため、修理は会社の保険で賄ったようだ。しかし、会社からは厳しい処分が言い渡された。当時をこう振り返っている。
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「弁償はしなくて済みましたが、翌日から1週間休みにされました。勿論、給料は無し!1週間分マイナスに…」
原則として給料からペナルティを引くことはできないため、出社停止という形で減給されたのだろう。女性は「10トンダンプよりロングだと分かっていながら…」と自身の未熟さを反省しつつ、「下手くそと思われたでしょう」と自嘲気味に書いている。
大きな失敗ではあったが、教訓になったようだ。
「それからは慎重に慎重を重ね上手になりましたが(笑)他社のトラックじゃなくて良かった。道路からだったら相手に申し訳ありませんし凹みます」
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