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巨人が米大リーグのドジャースなどでプレーした前田健太投手(37)を獲得調査することが12日、分かった。15年オフにポスティングで広島からメジャー挑戦し、通算226試合に登板し、68勝をマーク。渡米1年目の16年はドジャースで16勝を挙げた。20年からはツインズで3シーズン、24年からタイガースを新天地にした。
今季は5月にタイガースを離れ、カブスとマイナー契約。8月にはヤンキース傘下3Aに所属した。9月21日のレギュラーシーズン最終戦のバファロー戦で先発し、5回2安打無失点で健在ぶりをアピール。8月31日に放送されたテレビ東京「スポーツリアライブ」内のインタビューで来季のNPB復帰の意向を明かしていた。
巨人は今季、先発陣の駒不足に苦しんだ。11勝の山崎が勝ち頭。エース戸郷が8勝、若手ホープとして期待された井上も4勝にとどまった。グリフィンの長期離脱も重なり、ローテーションをシーズン通して安定させることができなかった。阿部監督は守備を重視する野球をベースにしており、来季の逆襲へ投手陣の再整備、特に先発投手の補強がポイントとなっている。
交渉解禁を待って本格的な交渉に入っていくとみられる。NPB復帰を希望する前田サイドと、実績、能力を高く評価する巨人と思惑は一致する。「巨人マエケン」が現実味を帯びてきた。
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