『銀魂』作者、鳥山明さんに憧れ感謝!愛あふれる追悼文 新作アニメもドラゴンボールのネタ豊富「積もり積もった消しカスから生まれたネリケシ漫画家が僕です」

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2025年10月13日 11:30  オリコンニュース

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『銀魂 3年Z組銀八先生』のビジュアル(C)空知英秋・大崎知仁/集英社・「3年Z組銀八先生」製作委員会
 『銀魂』シリーズの新作テレビアニメ『銀魂 3年Z組銀八先生』がテレビ東京系で放送がスタートした。第1話は冒頭からギャグ満載で、『ドラゴンボール』や鳥山明さんネタを連発し、Xでは「#銀八先生」がトレンド入り。『銀魂』原作者・空知英秋氏の鳥山さん&『ドラゴンボール』愛あふれる第1話となった。

【画像】顔がドラゴンボール風に(笑)『銀八先生』第1話の場面カット

 アニメは冒頭から完結したはずの『銀魂』がなぜ、スピンオフとは言え新作アニメを放送するのか? その理由をウソかホントかわからない絶妙なニュアンスで説明しており、その流れの中で銀さんや銀八先生が「無理に銀八先生を引っ張ってきても…」「『ドラゴン…』に遺恨残しちゃってるじゃねえか」「つうか お前らの旧銀魂こそ『ゴメンなさい鳥山先生』だろうが!」など、『ドラゴンボール』と鳥山明さんネタを豊富に展開。

 また、この説明セリフの時、画面に映し出された『銀魂』キャラクターの表情は、『ドラゴンボール』キャラの表情とそっくりな“鳥山顔”となっていた。

 これにネット上では「鳥山先生の死後にこれをやるのか!?」「鳥山明先生の没後にドラゴンボールパロだけでなく、実写でエボリューションをいじりたおす いきなりトップギア過ぎる辺り、いつもの銀魂だと確信w」「初っ端からごめんなさい鳥山先生とかエボリューションとか色々とやばいネタを突っ込んでくるな」「ごめんなさい鳥山先生はまずいw」など笑いやツッコミ、驚きの声であふれた。

 なぜ、『銀魂』で『ドラゴンボール』ネタが多いのか? 鳥山さんが2024年3月に亡くなった際、鳥山さんへの追悼文で空知氏は「ドラゴンボール、ドラゴンクエスト、クロノ・トリガー、僕が宿題を放りなげ、寝る間も惜しんで没頭した世界は、思えば全部鳥山先生のペンから生まれたものでした。そしてそのペンに憧れ、真似ようとするも全然うまくいかず、積もり積もった消しカスから生まれたネリケシ漫画家が僕です」と告白。

 「鳥山先生、僕にたくさんの世界を、マンガの世界を教えてくれてありがとうございました。おかげで僕は鳥山先生、とよたろう先生以上に、ドラゴンボールで飯を食っているワケのわからない奴になりました」。

 「この胸にぽっかり空いた穴は仙豆を食べても塞がる気がしませんが、先生が世界中にバラまいた元気玉の一つを心に携えて、これからも遥か高みにある、まるで悟空のような先生の颯夷とした背中を追い続け、消しカスにまみれていこう思います」とし、「鳥山先生、本当にありがとうございました。ずっと大好きです。空知英秋」と愛と感謝を込めて追悼していた。

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