新潟空港の滑走路を逸脱したとみられる航空自衛隊のU―125A救難捜索機(右奥)=9月19日、新潟市東区 新潟空港(新潟市)で9月、航空自衛隊のU―125A救難捜索機が着陸時に滑走路から外れて停止した事故で、空自トップの森田雄博航空幕僚長は14日、臨時記者会見を開き、同機が車輪を出さずに着陸したと明らかにし、「人的要因の可能性が極めて高い」との見方を示した。空自は同日付で、見合わせていた同型機の訓練飛行を再開した。
空自によると、搭乗員への聞き取りやコックピットにあるボイスレコーダーの初期解析などの結果、操縦していた50代男性機長と副操縦士は車輪を出す操作をしていなかった。