限定公開( 8 )
15日午前10時55分ごろ、静岡県掛川市掛川の県指定有形文化財「大日本報徳社仰徳記念館」に乗用車が衝突する単独事故が起きたと、110番があった。けが人はなかった。
静岡県警掛川署によると、見学に来た浜松市の女性(72)が同乗者を降ろすために車を記念館へ寄せた際、車が前進して建物に突っ込んだ。女性は同署の調べに「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。
大日本報徳社によると、廊下など建物の一部が破損した。調査や修復作業のため、当面の間は見学や貸し出しを停止する。
記念館は木造平屋建てで、明治時代に建設された旧有栖川宮邸の一部を移築したもの。2014年に県が有形文化財(建造物)に指定した。同じ敷地にある、国指定重要文化財の大講堂などは一般公開を続ける予定だという。【藤渕志保】
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