
上野厚生労働大臣はきょう、就任後、初めての会見を開き、残業時間の上限を定めた労働時間規制について、高市総理から「緩和検討の指示があった」と明らかにしました。
新たに就任した上野賢一郎厚労大臣はきょう、厚労省の職員に出迎えられたあと、大臣として初めての記者会見を行いました。
上野大臣は「総理から、心身の健康維持と従業者の選択を前提にした労働時間規制の緩和の検討を行う。働き方改革を推進するとともに、安心して働くことができる環境を整備する、という指示がありました」と明かしました。
施行後5年が経つ働き方改革関連法は見直しの時期を迎えていて、上野厚労大臣は「労働時間規制に様々な声があることは承知している」「上限が過労死認定ラインであることを踏まえて検討する必要がある」と述べたうえで、今後、審議会などで議論を進めるとしました。
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