
今日もユキが出かけて静かになったリビングで、マイはお茶を飲みながら本を読んでいます。放課後に遊べる友だちは、保育園から仲の良いサクラちゃんだけ。マイは引っ込み思案な性格で、私は幼い頃からずっと心配してきました。
マイは自分から積極的に話しかけることはしません。全く交友関係が広がらないまま、学年だけが上がっていきます。もうすぐ修学旅行なのに、このまま仲間の輪に入れず、1人で過ごすことになるのでしょうか。そう思うと、胸が締め付けられる思いです。
なかなか友だちが増えないマイに、私は自分なりに気を遣って、これまで何度も声をかけてきました。「クラスで一緒に過ごせる友だちはいる?」「仲間ハズレにされたりしてない?」「うちに呼んでもいいんだよ?」
でも、マイは友だちを増やそうという気持ちはなさそうです。本当にこのままで大丈夫なのでしょうか……? 周りの子たちは、仲の良い女子グループで集まっているようです。自分から入っていかないマイが孤立しないか心配です。来年は中学に入ることを考えると、心配はいっそう大きくなるばかりだったのでした。
原案・ママスタ 脚本・rollingdell 作画・はなめがね 編集・井伊テレ子
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