
日本ハムへ5年ぶりに復帰する西川遥輝外野手(33)が8日、エスコンフィールドで入団会見に臨んだ。
「今回に関しては、野球ができないかもしれないっていうところからだったので、感謝でしかなかったです、ファイターズには」と率直な思いを明かした。
海外FA権を取得した21年オフに日本ハムから翌シーズンの契約提示がされずに保留手続きをされない“ノンテンダー”で自由契約に。22年から楽天、24年からヤクルトでプレーした4年間を経て2日に古巣と契約合意が発表されていた。
この日の会見では、日本ハムを離れていた4年間は、日本ハムをどう見ていたのかと問われた。西川は「初めはちょっと見たくない気持ちもあったりだとか、イーグルスの時ですけど、試合をするのも本当に嫌だったし、すごい複雑な気持ちでやってたんですけど。やっぱり、どこ行っても野球をやることには変わりないので。もちろんファイターズの選手も気になりますし、もう当時いた選手もほんとに残り少なくなってるんで、新たなチームだと思って見てはいました」と、この4年間を振り返った。
さらに、西川にとって「ファイターズというチームはどんな存在か」と問われた。西川は「難しいっすね…」と少し考えた後に「2021年の時の感情と、今の感情が、すごくいい感じで入り混ざって、やっぱりファイターズが好きなんだなっていうふうに再確認できたので。ほんとに心の底から帰って来られて良かったなという風に思ってます」と現在の心境を明かした。
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