
1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、洗濯が楽になる棚を作成したDIYです。
投稿したのは、2019年12月に開設されたYouTubeチャンネル「Hoi|DIY兄弟」。「住みたい部屋を僕たちで作ろう!」をコンセプトに、兄弟が理想の部屋を作るために中古住宅をDIYする動画を投稿しています。
これまでの動画では、服の置き場に悩む家族のため部屋を本格的に改造したり、ソファからリモコンやティッシュをすぐに手に取れる棚を自作したりなど、大規模なDIYに挑戦しています。
今回紹介する動画では、洗濯機の隣に置く棚をDIYします。Hoiさんの家では洗濯機はキッチン近くに置かれており、その横にはぽっかり空いたスペースがあります。柱もあり使いづらいこのスペースを活用し、洗濯物や洗剤などを見えないようにしまうための収納棚を作っていきます。
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棚を設置するスペースはおおむね四角形になっています。ちょうど邪魔な場所に柱が2本あるため、その形に合わせて棚を作る必要があります。
まずはホームセンターで板を購入して、必要なサイズにカットしてもらいます。先にスペースの手前側に置く棚を作成。ボンドと釘、「相欠き」と呼ばれる木材同士の一部を切って組み合わせる方法を用い、棚を作り上げていきます。2つの棚を組み合わせることで、うまく柱の間にはまる形の収納ができました。
続いて、スペースの奥側に置く棚を作ります。手前側の棚は使いやすいものの、奥の方はデッドスペースになりがち。この部分を活用するため、奥にはキャスター付きで引き出せる棚を設置します。奥まった場所に置くため、頻繁には出し入れしない、季節ごとに変わるものを収納するのに向いています。
奥の棚のキャスターの高さを計算した上で全体の高さを調整したのですが……棚の高さを反対にDIYしてしまったことが発覚。Hoiさんは「まあ、それもDIY」とコメント。なお、壁一面が収納になると圧迫感があるため、棚の高さは部屋の半分ほどになっています。
棚ができたら、手前の棚と奥の棚を1枚の天板で一体化させます。天板は手前の棚と壁の下地に付けた棚受けの板に固定。1枚の天板によって、1つのまとまった家具に見えます。
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棚ができあがったら塗装し、手前の棚の一部に扉を付けます。洗濯機のすぐ横の棚はランドリーボックスを入れて使うため、ぴったりサイズではなくあえて上の方を空けた大きさの扉をつけています。扉を少し押すと最後まで自然に閉まってくれるキャッチ付きの蝶番を使用し、ピタッと止まるようにしました。その上の棚には隙間なくしっかり閉まる扉を取り付け、扉を止めるための戸当りも設置しました。
こうして洗濯機横のスペースを活用する収納が完成しました。扉を付けていない棚にはおしゃれな雑貨や本をディスプレイし、扉がついた上の棚には洗剤や洗濯用具など隠しておきたいものを収納。多少洗濯用具が散らばっても、扉で隠せるため視界がスッキリします。
その下の棚にはランドリーボックスを入れて洗濯物を放り込める場所にしています。ランドリーボックスはキャスター付きで、そのまま引き出してすぐに洗濯物を洗濯機に入れられます。棚の扉も洗濯機とは反対側に開くよう、細かな部分で使いやすい工夫がなされています。
YouTubeでは「尊敬しかないです」「全体的にオシャレなんですよね」「機能的な良い収納」「最高にセンスがいい」などの声が寄せられ、特に機能面が高いのに、見かけもオシャレになっている点が高く評価されていました。
動画提供:YouTubeチャンネル「Hoi|DIY兄弟」
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