小型実証衛星の打ち上げ成功=米企業のロケットで―JAXA
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2025年12月14日 20:31 時事通信社

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、小型実証衛星4号機(RAISE―4)が、米ロケットラボ社の「エレクトロン」ロケットで打ち上げに成功したと発表した。
同衛星はJAXAが宇宙産業の活性化などを目的に、部品や機器が宇宙で使えるかを実証したり、超小型衛星を打ち上げたりする機会を大学や企業に提供するプログラム「革新的衛星技術実証」の一環。
これまで、日本の小型ロケット「イプシロン」で打ち上げられていたが、2022年10月に同衛星3号機などを載せたイプシロン6号機が失敗した。改良型のイプシロンSも地上燃焼試験の事故などで開発が遅れる中、海外のロケットによる打ち上げとなった。
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