
明日3日(土)の明け方は、日本の上空を「きぼう」のある国際宇宙ステーション(ISS)が通過し、北海道から沖縄の広い範囲で見える可能性があります。また、夜には今年初の満月(ウルフムーン)を迎えます。初春の夜空を眺めるのも良さそうです。いつ見えるのか?天気は?気になるポイントをまとめました。
明日の明け方に「きぼう」が日本の上空を通過
明日3日(土)の明け方に、「きぼう」/国際宇宙ステーション(ISS)が日本の上空を通過します。
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設で、「きぼう」とは、その中の日本実験棟の名前です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、1周およそ90分というスピードで、地球の周りを回っていて、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。
明日は5時20分頃から見え始め、日本海から北陸や東海付近を通過します。そのため北海道から沖縄の広い範囲で見ることができます。北海道から近畿では南の方向に、中国地方から九州、沖縄にかけては東の方向に見ることが出来ます。
上の図は、「きぼう」が見え始める時刻と、最大仰角(最接近)時の方角です。
東京、大阪、金沢は「◎」、仙台、広島は「〇」と多くの地点で条件が良いので、「きぼう」を見つけるチャンスです。札幌、秋田、福岡、沖縄も「△」と見ることができそうです。ただ、「きぼう」が高度が低い所を進むため、空が開けた所で見るようにしましょう。また、明後日4日(日)も6時ごろに沖縄付近の上空を「きぼう」が通過するため、沖縄や西日本を中心に見えるチャンスがあります。
今年初の満月「ウルフムーン」も見えるチャンス

明日3日(土)の夜には、今年初の満月(ウルフムーン)を迎えます。
満月には英語圏では、月ごとに呼び名があり、1月は「ウルフムーン」です。オオカミの活動が活発な時期で鳴き声が良く聞こえたことからこの名が付いたと言われます。2月は「スノームーン」、3月は「ワームムーン」などと名が付いています。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
気になる天気は?

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気になる明日3日(土)の天気ですが、「きぼう」が日本上空を通過する5時頃は、冬型の気圧配置と寒気の影響で、日本海側では雪や雨の降る所が多くあいにくの天気となりそうです。太平洋側は晴れる所が多く、観測には条件が良いでしょう。満月が見える夜は冬型の気圧配置が徐々に緩むため、日本海側の地域の雪や雨の範囲は狭くなり、西日本では見える所が増える見込みです。太平洋側は引き続き晴れて、よく見えそうです。
「きぼう」の通過する明け方や満月が見える夜は、厳しい寒さとなります。明け方の時間帯は北日本を中心に氷点下の所も多いでしょう。外の観測の際は、寒さ対策をしっかりして楽しんでください。

