
高校までとは違って遠方、ときにはこれまで行ったこともない場所に向かうこともある大学受験。とくに宿泊を伴う遠征では、保護者が受験生であるわが子に付き添う場合もあるでしょう。数年前、会社の同僚からその行動をバカにされたというトピックがママスタコミュニティにありました。なぜ今になっての投稿なのか? じつは先日、その同僚の娘さんの大学受験があったのだといいます。
大学受験の付き添いをバカにしてきた同僚。数年後、自分の子どもが……
当時投稿者さんが宿泊を伴う娘さんの大学受験に付いていく話をしたところ、バカにしてきたという同僚。先日その同僚の娘さんの大学受験があったのですが、普段乗り慣れない電車のなかで体調不良を起こし、受験会場に遅刻してしまったといいます。
『同僚が「配慮してくれない大学が悪い!」と騒いでいたので、「親がそばにいたら何かしらの対応ができたのにね」と言うと黙りました。数年前に私をさんざんバカにしたことは絶対覚えているはずなのに「あのときは、ごめん」のひと言もない。人生を左右する受験に親が付き添うのは、そんなにバカにされること?』それが何についてであれ、相手を「さんざんバカにする」人がいるとは驚きです。物事をはっきり言う同僚だそうで、言い返すと何倍もの反論がくるので、周囲は苦笑いをするだけなのだとか。しかし、なかにはその発言に乗っかり面白おかしく盛り上げる人たちもおり、当時はその話を社内に拡散され、吊るし上げられたといいます。今回のことで投稿者さんは積年の鬱憤(うっぷん)を晴らせたわけですが、いまだにモヤモヤが残っている様子。投稿者さんの同僚がどんな言葉でバカにしてきたかはわかりませんが、「過保護」「甘やかし」といったあたりでしょうか。たしかにママたちが受験生だったかつては、付き添う保護者は少数派だったのかもしれません。しかし時代とともに常識や世間の考えも変化していくものです。現在では、大学受験に親が付き添うのは、それほどおかしなことなのでしょうか。
そもそも、保護者同伴の大学受験っておかしいの?
『わが子のときはコロナ禍で、場合によっては当日会場が変更になる可能性もあった。右も左もわからない県外だったので、一緒に前泊。試験初日に送り出すまでは一緒にいたよ』実際にわが子の受験に付き添ったことのあるママたちからは、「同行の保護者は多かった。ギリギリ同伴OKの駅前バス停は保護者でごった返していた」「駅から大学まで、キャリーケースを引いてゾロゾロ歩いている親子が多かったよ」といった目撃談もありました。
『大学近くのホテルを予約したんだけど、ツインからどんどん埋まっていっていた。シングルは空きが残っていたのに』
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『大学側も親が来るのを見越して、待機場所を用意していたりするご時世だから』大学によっては付き添いで来校する親を想定した対応もあるようです。つまり投稿者さんの行動は、少しもバカにされるようなものではなかった。バカにしてきた同僚が、”それだけの人”だっただけです。
因果応報。人を見下す人間は、相手にするだけ時間の無駄!
寄せられたなかには、投稿者さんをチクリと批判するような声もありました。
『ちゃんと相手に刺さったのに、それでもなお、こうして投稿する投稿者さん。ねちっこい性格だと思う』たしかに因果応報ともいえそうな目に遭った、同僚。投稿者さんは吊し上げられた数年前の出来事がよほど悔しかったのでしょうが、もうこれでよしとしませんか? 同僚の娘さんはその受験には失敗し、あわてて一般受験の準備をはじめたといいます。
『内容関係なく他人の家庭を見下したり、バカにしてくるのはまともな人間ではない。謝罪できるような人なら、そもそもバカにしてきたりしない。謝罪は諦めたほうがいいよ』ほかにも「そんな人は基本的に謝らないし考えが浅いのだから、『ザマーミロ』と思っておけばいい」「自分と違う価値観をバカにすることしかできない人とは、距離を置こう」といった慰めの声が届きました。
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文・鈴木麻子 編集・みやび イラスト・森乃クコ
