
親族の不幸は悲しいものです。そんな悲しみのなか、親族が亡くなった後に金銭や生活に関する問題が浮上し、家族関係を揺るがすことも少なくありません。今回の投稿者さんのご家庭も、義父の死去に伴って「ニートの義姉の扶養」という重すぎる問題に直面しています。
『ニートの義姉がいます。義父が亡くなり、同居するか遺産を分けるかを求められています』投稿者さんにはいわゆるニートの義姉がいます。無理なく働けるはずなのに、まったく働く気がないのだそう。義父の死去後、その義姉から「生活が苦しい」という理由で、ある要求が突きつけられました。それは「同居すること」もしくは「旦那さんが受け取った生命保険金の分与」のどちらか。義父の資産はそこまで多くはなく、住宅は義母、そして生命保険金は旦那さんが取得済み。投稿者さん夫婦は「義姉には自立して働いてほしい」と考えていて、この厄介な義姉の存在に日々モヤモヤしている状況です。投稿者さん夫婦としては義母のみ同居することも検討しているそうです。
義母だけ同居は絶対にNGです!
投稿者さんが検討している「義母のみの同居」について、ママたちからは強烈な警告が発せられました。
『義母だけ同居って、いちばん危ないやつ。義母を通じて義姉が関わってくるし、義母が「義姉も助けてやれ」って強要してくるよ。ウチもいろいろあって義母だけ引き取ったけれど、結局ウチが義姉を助けないことに義母が腹を立てるようになって、絶縁になった』
『脅すようで悪いけど「義母だけ同居」は絶対に無理。ウチも「年金しかないから」とお金も物資もいろいろ援助していたのに、義母はそれで浮いた分を義姉に渡していたことが判明したよ。たとえ義姉とは同居しなくても、義母から義姉に投稿者さんたちのお金が流れるから同じことよね』
『私なら義母とも同居しない。今の段階で義母と義姉はニコイチなんだから、最初は義母だけを引き取ったとしても将来的に義姉とも関わらないといけなくなるよ』
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義姉が働けない可能性も視野に入れるべき
一見すると働けそうなのに働こうとしない義姉に対しては、「働け!」という感情論になりがちです。しかしママたちからは冷静な指摘もありました。
『母娘で暮らしていて、お金がなくなってるのにアルバイト程度でも働こうとしないというのは、どこかに問題があるとしか思えないけど』単なる怠惰ではなく、精神的な疾患や発達上の問題など「実際は働きたくても働けない」という状態にある可能性も視野に入れるのがいいでしょう。この視点は感情的な対立ではなく、解決策を探るうえで重要になりそうです。
『義姉は精神科か心療内科を受診させて診断がついたら、障害者手帳を取れたりしないかな? そしたら生活保護も通りやすくなったりしないかな』
『ご近所さんにもニートがいて、民生委員や福祉課の人たちにいろいろ働きかけてもらって、今は障がい者授産施設で軽作業してるみたいです』義姉が自立できるようにするためには「行政の力」を借りることが有効かもしれません。自立できない原因を行政機関(民生委員や福祉課など)と協力して探り、必要であれば生活保護や福祉サービスへの道筋を立てることが投稿者さん夫婦にとって最も建設的な解決策となるのではないでしょうか。
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義姉の自立のためにできることは?
今回の問題は「義姉の生活は義姉自身が責任をもつ」という一線を画すことが解決へのルートに見えます。義母とのみ同居することは検討から外し、投稿者さん夫婦としては、まずは義姉に公的支援の申請を促すといいかもしれません。義母や義姉の腰が重いのであれば「公的支援が受けられるかどうか」を調べるのを、投稿者さん夫婦が手伝ってあげるのはいかがでしょうか。
投稿者さん夫婦の優しさや情けが、かえって義姉の自立を妨げる可能性もあります。家族の生活を守るためにも「できないものはできない」とハッキリ線引きして、義姉を自立あるいは支援の道へ導く勇気をもつべきときが来ているのかもしれませんね。
文・motte 編集・いけがみもえ イラスト・Ponko
