猪爪杏奈、2026年はiCraftから全日本ジムカーナ選手権に挑戦。父の俊之と異色タッグ

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2026年01月28日 14:00  AUTOSPORT web

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猪爪杏奈と父の猪爪俊之が全日本ジムカーナ選手権にテスラ・モデル3・パフォーマンスで参戦する。
 1月28日、iCraftは2026年の全日本ジムカーナ選手権でPE2クラスにエントリーすると発表した。ドライバーとして、これまでTCRジャパンシリーズやフォーミュラ・リージョナル、スーパー耐久等で大活躍してきたレーシングドライバー猪爪杏奈がジムカーナに挑戦することになり、さらに元全日本ジムカーナチャンピオンで、父である猪爪俊之との異色の父娘コンビが誕生することになった。

 猪爪杏奈は、父の影響で20歳からサーキットへ。2016年、マツダが自動車産業で活躍する女性を育成するプロジェクト『マツダ・ウーマン・イン・モータースポーツ』の2期生に合格し、モータースポーツの世界へ本格的に足を踏み入れた。さまざまなカテゴリーを経験しており、2023年にはTCRジャパンシリーズでサタデー/サンデーの両シリーズを制覇。世界初の女性チャンピオンとなった。

 さらにその挑戦は留まるところを知らず、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ、2025年にはスーパー耐久シリーズではST-Xクラスにも参戦。近年活躍が目立つ女性ドライバーを代表するひとりだったが、2026年は新たなフィールドに挑むことになった。モータースポーツの原点のひとつとも呼べるジムカーナの日本最高峰、全日本ジムカーナ選手権だ。

 その体制も興味深い。チームはiCraftで、使用するのは、テスラのハイパフォーマンスEV『モデル3・パフォーマンス』。タイヤはブリヂストンのサポートのもと、最新鋭のポテンザRE-71RZを使用し勝利を目指す。電気式駐車ブレーキ装着/スピードAE車両となるため、クラスはPE2となる。

 そして、iCraft代表である猪爪杏奈の父、俊之が26年ぶりにジムカーナに復帰し、娘の杏奈とダブルエントリーすることになった。猪爪俊之は1988年から全日本ジムカーナ選手権に参戦を開始。1990年にC3クラスのチャンピオンを獲得し、2000年に引退するまでジムカーナの第一線で活躍してきた。2020年にiCraftを設立し、NATS日本自動車大学校との共同プロジェクトとしてスーパー耐久ST-5クラスに参戦し監督を務め、2023年シーズンにチャンピオンを獲得している。

「私のモータースポーツのルーツであるジムカーナに26年ぶりに復帰できることを大変嬉しく思います。また、娘とのダブルエントリーの体制を準備できたのは、ズミーレーシング様をはじめ、TiRACING様、ブリヂストン様、ブリッド様のお陰です。感謝の意をリザルトでお返しできるように、親子でダブル表彰台目指して頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」と俊之。

 そして、娘の杏奈も「今季のレースシート決定が難航し苦しい状況の中、全日本ジムカーナ選手権への挑戦のチャンスが巡って来ました。ジムカーナはドライビングが上手くなる競技だと聞いていたので、自分にできることをもう一度、一から取り組み、勉強し直す年にしようと決意し、挑戦させて頂くことにしました。お世話になった皆様への感謝を伝えながら、ジムカーナ競技の発展と盛り上げに貢献できる選手になれるよう精一杯頑張ります」と意気込みを語っている。

 全日本ジムカーナ選手権のかつての王者である父と、レーシングドライバーとして速さを磨いてきた娘が全日本ジムカーナ選手権でテスラを駆りどんな戦いをみせるのか、大いに楽しみにしたいところだ。


iCraft 全日本ジムカーナ選手権参戦体制

チーム:iCraftエントリー名:BSズミーレーシングTesla使用車両:テスラ・モデル3・パフォーマンス参加クラス:全日本ジムカーナ選手権 PE2クラス

[オートスポーツweb 2026年01月28日]

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