2025年に新規ファンを増やしたアーティスト16組 沼にハマった入口は?【音楽ファン意識調査】

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2026年01月30日 10:05  オリコンニュース

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2025年に好きになったアーティストが「いる」回答者の属性(n=1833)
 ORICON BiZ onlineでは「2025年に好きになったアーティスト」のアンケート調査を実施した。本調査は、コロナ禍(2020年3月〜2021年10月)、2022年、2023年、2024年に続いて5回目。直近2年の得票数はMrs. GREEN APPLEがダントツだったが、2025年の音楽シーンにおいて最も多くの“新規ファン”を獲得したアーティストは誰だったのか、得票数TOP15(13位が同率4組だったため計16組)を紹介する。

【グラフ】2025年に好きになったアーティスト上位16組の回答者世代・性別

 本調査は、2025年12月12日〜18日にインターネットで実施。10〜50代男女の回答者全体(4576人)のうち、「2025年1〜12月の期間に初めて好きになった音楽アーティストはいますか(※2024年以前からずっと好きというアーティストは対象外)」との問いに「いる」と答えた人(1833人=全体の40.1%)に対して、1組をあげてもらった。「いる」と回答した人の男女比は、男性33.2%、女性66.8%。年代別では、10代・20代の割合が10.0%、30代が19.2%、40代が31.4%、50代が39.4%だった。

 好きになった音楽アーティスト629組の名が挙がり多様性が広がるなか、得票数1位は、2025年4月2日にデビューした7人組ガールズグループ・HANA(145人)だった。過去4回の得票数1位は、コロナ禍:藤井風、2022年:Snow Man、2023・2024年:Mrs. GREEN APPLEで、女性アーティストは初。得票数TOP15に初めて入ったのは、HANAを筆頭に計8組となった。以降は上位16組のアーティストが支持を得たポイントを掘り下げてみたい。

■HANA:楽曲、パフォーマンスの実力で魅了 年上世代が「かっこいい」

 ラッパー/シンガーのちゃんみながプロデュースするガールズグループオーディションプロジェクト『No No Girls』(2024年10月〜25年1月にYouTubeで配信)から誕生したHANAは、CHIKA、NAOKO、JISOO、YURI、MOMOKA、KOHARU、MAHINAで構成される7人組。2025年1月31日に「Drop」でプレデビュー、4月2日に「ROSE」でメジャーデビューし、「オリコン年間ランキング2025」アーティスト別セールス部門新人ランキング1位、日本レコード大賞で最優秀新人賞を受賞するなど華々しいルーキーイヤーとなった。

 HANAのファンとなった145人の男女比は2:8。昨今の特徴でもある女性人気の高いガールズグループの象徴的なグループの1つとなっている。世代・性別では40代、50代女性がともに36人(各24.8%)、30代女性が28人(19.3%)、合計で約7割(69.0%)を占めた。HANAのライブに「すでに参加した・チケットを購入した」が4人、「今後参加してみたい」が117人と、深くハマっている回答も寄せられた。

 好きになったきっかけの最も熱量の高いワードを集計したところ、“ノノガ”の通称で親しまれたオーディション『No No Girls』が2割強の31人。「オーディションをみてポテンシャルの高さに驚いた」(20代女性/沖縄県)、「ノノガをみてから一生懸命に頑張る姿とグループコンセプトのありのままの自分を愛する姿をみてすごく好きになった」(20代女性/千葉県)という声や、「オーディションを追いかけてみて、メンバー発表は生配信で見た。ファンクラブにも入りファンミーティングへ行きさらに好きになりました」(40代女性/京都府)といった回答が寄せられた。

 続いて、楽曲推しが18人。「ラジオで流れてきたROSEが気になってNo No Girlsを見たらどハマリした」(30代女性/滋賀県)、「Blue Jeansをインスタのリール動画で聞いていい曲だと思って、聞いて、そこからどんどんハマっていった」(10代女性/静岡県)などの声が寄せられた。また、「TV番組でROSEをパフォーマンスしているのを観てから」(50代男性/大阪府)、「Blue Jeansきっかけです。後追いでその他楽曲とオーディションを追いました」(50代男性/東京都)、「楽曲が素晴らしい」(50代男性/京都府)といったように、50代男性5人が楽曲きっかけだったのも特徴的だった。ちなみに、HANAのファンとなった145人のうち、最も聴いたHANAの楽曲はデビュー曲「ROSE」で87人、続いて初のラブソング「Blue Jeans」の32人だった。

 このほかにも、プロデューサーのちゃんみなが口パクを許容していないことから「歌番組で生歌でパフォーマンスしてるところ」(20代女性/神奈川県)への称賛の声も。「デビュー曲の力強い歌声に惹かれた」(20代女性/北海道)、「桁違いの歌唱力」(30代女性/東京都)、「どのメンバーも歌唱力があって、聞きごたえがあるから」(50代女性/兵庫県)という歌唱力推しや、「パワフルで、高い歌唱力と、それぞれの個性が爆発したパフォーマンスに元気をもらった」(40代女性/青森県)、「1人1人の個性とバックボーンが際立っていて、それが歌唱やダンスに反映されている様な気がするので」(50代男性/山形県)と、パフォーマンス力でも惹きつけている。

 「かっこいい」を理由にあげた12人は全員、メンバーよりも年上の30〜50代男女だったのも興味深い。「かっこよかったから」(30代男性/兵庫県)、「みんな個性的でかっこいい」(40代女性/広島県)、「頑張る姿がかっこいいから」(50代女性/大阪府)、「歌っている時のカッコ良さと歌っていない時のかわいさとのギャップ」(40代女性/長崎県)という声も寄せられた。

■Mrs. GREEN APPLE:40〜50代のファン開拓が顕著

 2023年、24年に得票数1位、4連連続TOP10入りのMrs. GREEN APPLEは、25年にもさらにファンを増やした。新規ファン96人の男女比は28.1%:71.9%。世代・性別では50代女性が38人と約4割(39.6%)を占め、40代女性20.8%、50代男性11.5%と、40代〜50代のファンを開拓している様子がうかがえた。

 好きになったきっかけは、約半数の43人が「楽曲」をあげた。「世の中で人気なのは知っていたけど、これまであまり自ら聴かなかった。でも、落ち込んでいる時に、僕のことやダーリンをたまたま聴いて、それから、他の曲も少し聴くようになりました」(50代女性/大阪府)、「知り合いが、ミセスの大ファンでミセスのお話を聞いた時、曲を聞いたらめちゃくちゃいい曲が多くて、そこからミセスを好きになりました!」(20代男性/岐阜県)、「番組協力に参加した時に初めて生歌を聴いて感動したので」(50代女性/埼玉県)、「楽曲がよくて聞きやすい」(50代女性/神奈川県)といった回答が寄せられた。

 30〜50代の新規ファンの入口として、子どもの影響も大きい。「子供がきいていて、いいなと思いました」(50代女性/福岡県)、「娘が気に入って何度も聞いているうちに」(40代女性/東京都)、「子どもの運動会で曲が使われた」(30代男性/福岡県)、「子供に教えてもらったから」(50代女性/京都府)と、もともと若者に絶大な人気を誇ったバンドが親世代にも支持を広げている様子がうかがえる。

 また、近年、バラエティーや俳優業に活動の場を広げていることによる間口拡大も顕著に表れている。「大森さんが朝ドラに出演されていて気になってきた」(30代女性/熊本県)というように、NHK朝ドラ『あんぱん』にフロントマン・大森元貴が出演した効果や、2025年1月に出演したTBS系『さんま・玉緒のあんたの夢かなえたろか30周年SP』への出演、2025年6月、11月に同局系で放送された冠バラエティー『テレビ×ミセス』効果も見受けられた。

■timelesz:「タイプロ」をきっかけに、新体制にも支持集まる

 前回得票数8位だったtimeleszがTOP3に上昇した。2024年4月1日に旧グループ名Sexy Zoneからtimeleszに改名し、メンバーの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡が新メンバーオーディション『timelesz project -AUDITION-』(通称タイプロ)を実施。2025年2月15日に寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が加わって8人体制となった。

 timeleszを好きになった86人の男女比は8.1%:91.9%。世代・性別では50代女性(31.4%)、40代女性(30.2%)と約3割ずつ、30代女性が約2割(22.1%)と、30〜50代女性が8割以上を占めた。

 好きになったきっかけで最も多かったのは、Netflixで配信され、大反響を巻き起こした『タイプロ』(63人)。「timelesz projectを観て、オリジナルメンバー、加入メンバーの魅力を知ったのがきっかけ」(30代女性/東京都)、「timelesz projectを観てtimeleszが作り出してきた物語があまりにも美しく、この先紡ぎ出す物語を見続けていきたいと思った」(40代女性/静岡県)、「オーディションを経て、デビューした5人を母のように見守るようになった」(50代女性/兵庫県)、「Netflixでタイプロを見て応援し始めました」(20代男性/東京都)といったように、新規ファンを開拓した。

 また、「新メンバー」や「新体制」に対するコメントも目立ち、「タイプロは見ていなかったんだけど、新体制でデビューしてオリジナルメンバーの楽しそうな姿や新メンバーの努力の末に掴んだパフォーマンスに感動させられました」(40代女性/大阪府)、「新メンバー加入で話題になっていて、バラエティでのみんなの空気が良くて気になるようになった」(40代女性/愛知県)というように、タイプロからの波及効果も絶大。timeleszのライブに「すでに参加した・チケットを購入した」ほどハマったファンが27人もいたのが特徴的だった。

■M!LK:佐野勇斗、楽曲のバズがきっかけで興味・関心が波及

 初の得票数TOP15にして、TOP5入りしたM!LKは、スターダストプロモーションの若手アーティスト集団・EBiDANから2014年11月24日に結成された5人組ダンスボーカルグループ。2015年3月25日にCDデビューし、10周年を迎えた2025年に花開いた。同年3月5日にリリースしたメジャー2ndアルバム『M!X』のリード曲「イイじゃん」がTikTokを中心としたSNSでバズリ、同曲の「ビジュイイじゃん」のフレーズが新語・流行語大賞にノミネート。続いて10月に配信リリースした「好きすぎて滅!」もバズリ、人気を決定づけた。

 M!LKファンとなった58人の男女比は10.3%:89.7%。世代・性別では50代女性が32.8%で最も多く、40代女性22.4%、30代女性19.0%、20代女性12.1%と続いた。

 好きになったきっかけの1位は、メンバーの佐野勇斗。俳優としても活躍していることから、「佐野勇斗くんを目黒蓮くんのドラマで知って、YouTubeやTikTokでM!LKに所属していることを知り、そこからイイじゃんを聞いて、色々な音楽を聴くようになり好きになった」(30代女性/京都府)、「ドラマで見た佐野くんが気になり曲を聞き始めた」(50代女性/愛知県)、「佐野勇斗の演技を見てから、興味を持った」(50代女性/愛知県)。

 もちろん「イイじゃん」「好きすぎて滅!」の連続ヒットも大きな要因となっている。「SNSで大バズりした『イイじゃん』『好きすぎて滅!』でM!LKのことを知りました。最近ではバラエティ番組で観ることも多くなり、まっすぐがむしゃらに企画に取り組む姿がかわいらしくて応援したくなります」(10代女性/神奈川県)、「『イイじゃん』や『好きすぎて滅!』などの曲がバズったことと、バラエティ番組で個人個人が活躍していたから」(20代女性/神奈川県)など、楽曲をきっかけにメンバーにハマっていくパターンが見受けられた。M!LKの中で最も聴いた楽曲は「イイじゃん」が30人、「好きすぎて滅!」が23人だった。

 また、山中柔太朗も入口となっており、「山中柔太朗くんの出演したBLを見て気になっていたところ「イイじゃん」がバズり、あれよあれよという間に「好きすぎて、滅!」の波が来ました。山中柔太朗くんのドラマ出演も続き、グループでバラエティにも呼ばれて、そのまま好感度が上昇中です」(30代女性/神奈川県)、「イイじゃん!のMVをたまたまYouTubeで観て山中柔太朗くんのかっこよさと色気にビックリして好きになった」(50代女性/福岡県)と、沼落ちした声も寄せられた。

■Snow Man:唯一の5回連続TOP5 テレビをきっかけに楽曲にハマる

 2022年の調査で得票数1位となったSnow Manは、唯一、5回の調査すべてでTOP5に入り、毎年着実に新規ファンを増やしてファンベースを拡大していることがうかがえる。

 2025年にSnow Manを好きになった57人の男女比は、男性8.8%:女性91.1%。世代・性別では50代女性40.4%、40代女性36.8%で約77%を占めた。Snow Manの中で一番よく聴いた楽曲は「カリスマックス」が最も多く38人だった。

 好きになったきっかけはテレビが最も多く、「TVのバラエティ番組で面白かったのでNetflixでライブ映像を見た」(20代男性/東京都)、「バラエティ番組で好きになったところに気になる楽曲も発売された」(50代女性/奈良県)、「『それSnowManにやらせてください』を観てておもしろいグループだと思った」(40代女性/福井県)、「FNS歌謡祭でのはっちゃけっぷりが素敵で、中毒性もあり、何度も何度も見ているうちにはまりました!」(40代女性/神奈川県)といったように、テレビ番組をきっかけに楽曲やパフォーマンスに惹かれた声が多数。

 このほか、「『海のはじまり』のドラマを見て、めめ(目黒蓮)が好きになってスノーマンを好きになりました」(50代女性/愛媛県)、「ラウールが出ていた『愛の、がっこう。』というドラマが良かったのでそこがきっかけで」(50代女性/神奈川県)といったように、メンバーの俳優業が入口となっていることも見受けられた。

■上位に初の顔ぶれ続々 ガールズグループに勢い

 今回新たに得票数TOP15入りしたのは、前出のHANA、M!LKをはじめ、CANDY TUNE、離婚伝説、アイナ・ジ・エンド、=LOVE、SUPER BEAVER、超ときめき▽宣伝部(▽=ハート、以下、超ときめき宣伝部)の8組。アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」からは、7位にCANDY TUNE、9位(前回14位)にFRUITS ZIPPERと、2025年の『NHK紅白歌合戦』に初出場した2組が入った。また、指原莉乃がプロデュースするアイドルグループの=LOVEが13位タイに初登場。6月20・21日には自身最大規模の国立競技場2days公演も決定しており、ガールズグループの勢いを感じさせた。

◆藤井風
 本調査の初回、コロナ禍の調査で得票数1位となった藤井風は、5回連続でTOP15入り。好きになった41人の男女比は26.8%:73.2%。年代・性別では、50代女性46.3%、40代女性19.5%に次ぐ、50代男性14.6%の多さも目立った。「紅白で見て気になる存在ではあったんですが、NHKで特集を見て好きになり、Mステや徹子の部屋を見て一気に大好きになりファンになりました。彼の人柄や、曲、歌声が好きです」(40代女性/和歌山県)、「前から気になっていてチェックはしていたが、エイトジャムで沼ハマ 心に響く歌詞と優しくも勇ましさもある歌声と奏でるピアノの音色はバンドのように重なりソロ演奏には聞こえない素晴らしさに見る度に驚かされ、感動します」(50代女性/千葉県)といったように、テレビ番組出演をきっかけに、さらに新規ファンを獲得している。

◆CANDY TUNE
 2024年4月にリリースされた「倍倍FIGHT!」がTikTokで大バズリしてブレイクした“きゃんちゅー”ことCANDY TUNEを好きになった29人の男女比は82.8%:17.2%。得票数上位16組のうち最も男性の支持を集め、そのうち過半数の15人が50代男性だった。「関西万博のステージで知った」(50代男性/大阪府)、「ひいきの球団が推していたので」(50代男性/神奈川県)、「倍々Fightは聴くと元気になれる」(50代男性/大阪府)など入口はさまざまだが、「元気になれる」「パワフル」「ノリがいい」「かわいい」といったキーワードが目立った。

◆BE:FIRST
 コロナ禍、2024年に続いて3回目のTOP15入りとなったBE:FIRSTを好きになった24人の男女比は12.5%:87.5%。好きになったきっかけは、約半数の11人が2025年4月期放送のフジテレビ系ドラマ『波うららかに、めおと日和』の主題歌で、“踊らないBE:FIRST”でも話題を集めた「夢中」をあげた。「ドラマきっかけで「君に夢中」を聴くようになりました。FNSも素敵でした」(50代女性/千葉県)、「ドラマの主題歌を聞いて歌が上手いなと思った」(50代女性/福岡県)といったように、これまではダンスパフォーマンスを中心にファンを惹きつけてきたBE:FIRSTが歌唱力で新規ファンを開拓した様子がうかがえた。

◆FRUITS ZIPPER
 前回調査に続いて、2年連続でTOP15入りしたFRUITS ZIPPERを好きになった24人の男女比は66.7%:33.3%。前回調査では42.3%:57.7%で女性が多めだったが、男性ファンの増加が見て取れた。「バズり曲がとても多く、曲がとても好きだから」(30代男性/東京都)、「妻がずっと流して踊っているから」(30代男性/宮城県)、「元気で、みんなかわいい。同じようなグループが多い中、唯一見分けがつく」(40代女性/京都府)といった声や、シンプルに「かわいいから」というコメントも目立った。

◆Vaundy
 2022年から4回連続でTOP15入り。2025年に好きになった20人の男女比は35%:65%。世代・性別では50代女性が突出しているものの、30代〜40代男女、50代男性もまんべんなく増やしている。「齋藤飛鳥のダンス動画から。CDTVのVaundyスペシャルで他の曲も聴いてこんなに良い曲があったのかと思った」(40代男性/広島県)、「アニメのオープニングを歌っていて、その曲にハマりそこから色々聴くようになった」(30代男性/埼玉県)といったコメントに代表されるように、TBS系『CDTVライブ!ライブ!』に5週連続出演(2025年5月)したことや、アニメ『SAKAMOTO DAYS』のオープニングテーマを担当したことなどをきっかけに、楽曲の魅力で惹きつけている。

◆SixTONES
 2022年、23年に続き、3回目のTOP15入り。新たにファンになった19人は全員女性だった。「気にはなっていたのですが、GoldenSixTONESが始まり、見てみたら沼ってしまいました」(50代女性/長野県)、「バラエティ番組が面白くてYouTube見たら曲がよくて好きになりました」(40代女性/東京都)といったように、日本テレビ系の冠番組『Golden SixTONES』をはじめとするバラエティー番組きっかけが10人を占めた。また、「実写映画「秒速5センチメートル」を見て、松村北斗さんが笑っているところを見たくなって探しているうちにSixTONESの音楽に辿り着き、その音楽にも惚れてファンになりました」(20代女性/大阪府)というように、メンバーの松村北斗の俳優活動も入口となっていることが見て取れた。

◆離婚伝説
 2024年にメジャーデビューした離婚伝説は、松田歩(Vo)、別府純(Gt)の2人組。音源、映像ともに、クリエイティブに関する部分はセルフプロデュースで制作している。2025年はTBS系ドラマ『対岸の火事〜これが、私の生きる道!』の主題歌「紫陽花」、Honda『VEZEL e:HEV RS』CMソング「ファーストキス」で知名度を拡大。ファンになった18人の男女比は27.8%:72.2%だった。「HONDAのCMで懐かしいようなサウンドで気になったので」(50代女性/東京都』、「CMで気になって、YouTubeでミュージックビデオを見たらハマった」(40代女性/愛知県)、「ドラマの曲に使われていてとても良いと思ったので」(40代男性/広島県)と、楽曲の魅力で新規ファンを開拓している。

◆アイナ・ジ・エンド
 2023年6月の東京ドーム公演をもって解散したBiSHのアイナ・ジ・エンドは、ソロでも着実にキャリアを積み重ね、2025年はアニメ『ダンダダン』第2期オープニングテーマとして自ら書き下ろした「革命道中」が大ヒット。『NHK紅白歌合戦』にソロで初出場した。2025年にファンになった16人の男女比は68.8%:31.2%で、50代男性がボリュームゾーン(37.5%)だった。好きになったきっかけはやはり『ダンダダン』が最も多く、「以前から気にはなっていましたが、アニメ「ダンダダン」のテーマソングにてハマりました」(40代男性/青森県)、「アニメのタイアップで初めて知ったから」(30代男性/東京都)といったコメントや、魅力的なハスキーボイスを推す声もあった。

◆=LOVE
 指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ、=LOVEは2017年9月デビュー以降着実に実績を積み重ね、2025年は「とくべチュ、して」がストリーミングで自身初の累積再生数1億回を突破。本調査で得票数TOP15入りするのは初となった。ファンになった16人の男女比は37.5%:62.5%。20代女性の割合が43.8%と突出しており、メンバーと同世代の同性人気の高まりがうかがえる。好きなったきっかけは「TikTokで流行っている音源から、可愛いなと思って憧れるようになった」(20代女性/東京都)といったようにSNSが多かった。また、「佐々木舞香ちゃんの歌声を聞いて上手すぎて鳥肌が立ち、初めてファンクラブに入るほど惹かれました」(20代女性/長野県)、「妹が好きで一緒にライブに行って好きになった」(20代女性/埼玉県)といったように、メンバーの歌唱力やライブが入口となったファンも見受けられた。

◆SUPER BEAVER
 2025年に結成20周年を迎えたベテランバンドが、本調査で初の得票数TOP15入りした。男女比は31.2%:68.8%。世代・性別では50代女性が68.8%、50代男性が18.8%と続き、50代の心をとらえている。きっかけはさまざまで「めざましテレビのテーマソングがなかなか良くて、渋谷さんが礼儀正しい人だったので素敵だと思った」(50代女性/岡山県)、「子がよく聴いている」(50代女性/滋賀県)、「YouTubeで歌を聞いていいなぁと思ったから」(50代男性/新潟県)など特定の入口はないものの、ボーカル・渋谷龍太の人柄や歌声や、歌詞のメッセージ性などに惹かれていることが見受けられた。

◆超ときめき宣伝部
 2025年に結成10周年を迎えた超ときめき宣伝部は、スターダストプロモーションのアイドルグループ。これまでSNSを中心に「すきっ!〜超ver〜」「最上級にかわいいの!」がバズってきたが、2025年は「超最強」が、TikTokで2025年に日本で最も人気を集めた楽曲となった。ファンになった16人の男女比は43.8%:56.2%とほぼ半々。世代・性別では40代男性が25.0%で最も多かったが、女性からは20代〜50代までまんべんなく支持された。好きになったきっかけは「ラヴィット!にシーズンレギュラーで参加されていて、話題の最上級にかわいいの!が聴くほどにいい曲。こんな青春したかったなと思いました。小学生の娘がハマっているアイプリのエンディングを歌っているのもポイントです」(40代女性/千葉県)といったTBS系『ラヴィット!』出演効果が目立った。また、「メンバーの菅田愛貴ちゃんが可愛くて気になって、パフォーマンスを見てみたら夢中になって見ている自分がいた」(30代女性/福岡県)という回答に代表されるように、最年少メンバーの菅田愛貴が入口となっているのも見て取れた。

■【調査概要】「2025年に好きになったアーティストに関する調査」
調査対象:オリコン・モニターリサーチ会員 全国10〜50代男女
サンプル数:4576人。そのうち、2025年に初めて好きになったアーティストが「いる」と回答した1833人が本調査対象
調査機関:2025年12月12日(月)〜12月18日(月)
調査手法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ
※集計データの構成比(%)は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります
※提示しているスコアについては四捨五入の関係上、足し引きした場合に数値が増減する場合があります

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