


コウキ君は「一緒のレーンにいられるとウザい」とか「お前の顔がキモい」とか攻撃してくるというのです。さすがにトモヤの口から聞かされて、信じないわけにはいきません。するとお迎えのとき、駐車場でばったりコウキ君親子に会いました。


駐車場でばったり会ったコウキ君に、私はそれとなく事情を聞こうとしました。しかしコウキ君は「そんなこと言ってない」とトモヤの言ったことを全否定。コウキ君のお母さんはまるでこちらを睨みつけるようにしてきました。

スイミングの他の保護者から聞いた噂を、私は信じていませんでした。私の知るコウキ君は優秀で面倒見のいい、トモヤの憧れの上級生だったからです。
けれどトモヤが同じレーンで練習するようになって、下級生からライバルという存在になると、とたんにコウキ君の攻撃がはじまったのです……!
私は子ども同士のことだし、喧嘩でもしてつい心無い言葉を言ってしまったのかなと思いました。けれどコウキ君に聞いても全否定してくるし、コウキ君のお母さんはこちらが嘘をついているというような態度です。私はもはや、保護者の間に流れる噂を信じるしかなくなったのでした。
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