
過去最大122兆円の来年度予算案が、13日衆議院を通過しました。高市総理が目指す年度内成立に向け、与党の圧倒的な数を背景に、審議時間は異例に短い59時間と“スピード通過”となりました。
松本文科大臣「大変反省」 不倫報道も総理は続投の意向記者の直撃に苦渋の表情を浮かべる松本洋平 文部科学大臣。11日、週刊文春が、大臣就任前に既婚女性と不倫関係にあったと報じたのです。
中道改革連合 早稲田夕季 衆院議員(12日・衆予算委)
「報道はお認めになるということで、よろしいでしょうか。議員会館に、お2人で行かれたという報道も入っております」
松本洋平 文科大臣
「(当該女性が)いらっしゃったのは事実であります。議員会館のほうを案内し、意見交換そして普通にお話をさせていただいた」
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衆院予算委員会で、事実を一部認めたうえで「大変反省している」と陳謝した松本大臣。野党側は、“文科大臣は⻘少年の健全育成を担う立場だ”として、高市総理の任命責任も追及しましたが、続投させる意向を示しています。
高市早苗 総理(12日・衆予算委)
「松本大臣には文部科学行政のスペシャリストとして、就任をお願いいたしました。仕事でしっかりと返してほしいと思っております」
高市総理が「責任ある積極財政」を掲げるなか、円安が進行していることから、中道改革連合は「財政規律に配慮し市場の信認を得るためには、赤字国債の発行を1年に限定すべきだ」と予算委員会で迫りました。
中道改革連合 階猛 幹事長(12日・衆予算委)
「政府からは特例公債、いわゆる赤字国債の発行期間を5年間、自由に発行できる法案が出されております。しかしこれでは、私たちはマーケット(市場)の信認は得られないのではと。公債の発行期間、5年ではなくて1年。総理大臣、取り組むことは考えられませんか」
高市総理
「財政規律を十分配慮しながら、複数年度の授権をいただくということで、安定的かつ市場からの予見性も高い財政を確保してまいりたいと私どもは考えております」
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また中東情勢の緊迫化をうけ、19日に控える日米首脳会談についても議論になりましたが...
中道改革連合 長妻昭 代表代行(13日・衆予算委)
「米国にこれから行かれると思いますけれども、米国のイラン攻撃について、支持表明はされないということでよろしいんですか」
高市総理
「とにかく今一番大事なのは、事態の早期沈静化。日米首脳会談で、イラン問題をはじめとする中東情勢について、我が国の立場・考え方もお伝えしますけれども、しっかり議論を深めてまいりたいと。そこまでしか、現段階で申し上げられることはございません」
議論が煮詰まらないなか、野党側は審議時間の不足を指摘。
中道改革連合 長妻 代表代行(13日・衆予算委)
「事実上、僅か12日間の質疑で、3月13日に予算審議を打ち切る日程が示された。従来の予算審議の手順を無視した日程で、異例中の異例の事態である」
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中道・参政・みらい・共産の野党側は「強引に予算審議を打ち切った」として、委員長の解任決議案を提出しましたが、与党などの反対多数で否決。
森英介 衆院議長(13日・衆本会議)
「委員長報告の通り、可決いたしました」
過去最大となる122兆3092億円の新年度予算案は、与党などの賛成多数で13日の夜9時過ぎに衆議院を通過。
高市総理が予算案の年度内成立に意欲を示すなか、衆議院での審議時間は59時間と異例の短さとなり、すべての野党が反対にまわりました。
16日からは、与党が過半数割れの参議院で、年度内成立をめぐる与野党の攻防が繰り広げられます。
