
米Metaは、「Instagram」のエンドツーエンド暗号化(E2EE)機能を5月8日に終了する。3月9日(現地時間)に、過去の公式ブログの更新という形で告知しており、米The Vergeなど複数のメディアが14日に報じた。
InstagramでのE2EEメッセージは、2021年に一部の国でテストが開始され、2022年にはグローバルでオプトイン形式の機能として導入された。Metaは今回の提供終了の理由について、「E2EEメッセージを選択するユーザーが非常に少なかったため」と説明している。
この機能を利用しているユーザーは、5月8日を過ぎると暗号化されたチャット履歴や共有されたメディアにアクセスできなくなる可能性がある。Metaはデータの損失を防ぐため、期日までにInstagramの設定から「個人データのダウンロード」をリクエストするか、チャット内の指示に従ってメッセージを保存するよう呼びかけている。
E2EE機能は、ユーザーのプライバシーを守る半面、世界の規制当局が児童保護機能の強化を迫る中、規制対象の1つになっている。今回の決定は、法執行機関への協力やプラットフォームの安全性を優先し、規制リスクを回避する狙いがあるとみる向きもある。
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なお、この変更はInstagramのみが対象で、MessengerのE2EEは引き続き提供していく。Metaは、今後も暗号化されたメッセージングを希望するユーザーに対しては、デフォルトでE2EEが有効なWhatsAppやMessengerの利用を推奨している。
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